ソロには常にメリハリを!~盛り上げの2小節って知ってるかい!?~
バンドをあおるスーパーソロ!
ソロを受けてガンガンに盛り上がるバンドメンバー!!
こんなセッションを理想として想像するプレイヤーは
かなり多いと思います。
そして、そんなセッションをするためには
「テクニックがないといけない。」
「音楽理論を知らないとできない。」
などと考えてしまって、結局足踏みしてしまう人が多いようです。
でも、結論から言うと
『セッションを盛り上げるのは簡単です!』
ちょっとしたコツを知ってしまえば誰でも出来るのです!
今回はそんなお話です。
まずはお題のセッション動画からどうぞ。
ロックセッション『all you need is a imagination』動画を見る!
←画像をクリック!
全体のサウンドが聞き取りやすいので
ヘッドフォンでの視聴をお薦めします。
さて、動画チェックしていただけましたか?
実はこの動画のギターとピアノのソロ部分は
コードがEの一発で出来ています。
いわゆる「一発もの」って奴ですね。
でも、ソロ自体には大きく起伏があって、
バンド全体で盛り上がっている瞬間がお分かりいただけると思います!
このバンド全体で盛り上がる瞬間が今回のメインスポット!
もう一度動画の、特に1分47秒位からの
ギターソロのメロディに注目してみてください。
それまで大きく間を空けてバックと掛け合いをしていましたが、
ここで少し音数を増やし、メロディを上昇させ、音量を上げています!
すると、それに反応してバンド全体、
特にドラマーが盛り上げて来ています!!
このようにソリストが『今までのソロとがらっと雰囲気を変えること』
によって、バンド全体に盛り上がりを予感させているのです!!
この雰囲気を変えて、バンドに伝える時間というのが、
最低で2小節くらいかかることから
『盛り上げの2小節』という名前を付けてみました。
でも、短いと伝わらない確立が高くなってしまいますが、
長い分にはいくらでも構わないので、
4小節や8小節で徐々にギアを上げていく場合もあります。
ただ、この『盛り上げの2小節』が
どうしても上手く行かない人がいます。
そんな人たちの共通点は
「はじめからいきなり飛ばしている事」です。
そして
「同じテンションのソロ時間が長い事」です。
まず、はじめに音量や音数を抑えて、
周りを聴きながら演奏できれば、あとはそこから上げるだけなので簡単です。
でも、多くのソリストは
「アドリブだから何か弾かなくちゃ!」とテンパって
いきなり弾きまくってしまいます。
そうすると、後から上げて差を付けられないため
セッションは盛り上がりません。
また、同じ理由で、変化が付けられないため
ずっと同じテンションのソロが続いてしまいます。
そして最後まで盛り上がらないままソロが終わってしまいます。
バンド全体もどう反応したら良いかわからずに
放置プレイとなります。(笑)
こんなことにならないように
『はじめは抑えて周りを聴き、盛り上げの2小節でガツンと上げる!』
という意識が重要です!!
ちなみに僕のソロは盛り上げまで16小節で行っています。
ジャムだとソロがダラダラと長くなりがちですが、
このくらいシンプルな方がバンドメンバーも聞いている人も
気持ちがいいものです。
『常に周りの人に気持ちを伝えようとすること!』
結局はこれが盛り上げの2小節、そしてジャムセッションの
究極のコツなのかも知れませんね!!
それでは最後に
『盛り上げの2小節』を更にわかりやすくした動画をご覧下さい!
はじめは抑えて後からガツン!
これだけ短い助走でも盛り上げがきまれば上がります!
さて、いかがだったでしょうか?
是非感想のほうを下のコメントにお願いします!!
次回更新もお楽しみに!!!
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