音楽理論に縛られるな!歌っていればOKなブルースフレージング!
さて、今回はジャズセッション動画を題材に
『理論に縛られずに、フレーズを歌わせる方法』
をちょこっと解説いたします!!
誤解がないようにあらかじめ言っておきますが、
音楽理論はとても便利なものです!
知らないよりは知っていた方がいいでしょう。
しかし、理論を語る前に、
自分の出しているフレーズを
あたまの中で鳴らせているのか?
もっと言うと、口で歌えるか?
これが出来ないと
理論なんて糞ほどの役にも立ちません!!(笑)
ここが今回の肝になってきます!!
さてさて、まずは
ジャズセッション動画からご覧下さい。
←画像をクリック!
全体のサウンドが聞き取りやすいので
ヘッドフォンでの視聴をお薦めします。
動画はチェックして頂けました?
特にギターソロの2分2秒から
2分15秒くらいの間のフレージングを
よーく聞いてみてください。
なんだか渋い感じがしませんか?
ちょっとダークな感じというか。
ここでは僕は
ブルースのフィーリングを
強力に打ち出しているのです!
実はここのバックのコードは
明るい感じで進行していて
理論的に言うと『音がぶつかっています』
そう、僕は間違った音を使っているのです!
でも、間違っているように聴こえますか?
言われなければ、
意外と普通に聞けちゃったのでは
ないでしょうか?
ここが本日の肝!
理論は確かに便利だが、
実は「自分はこういう風にサウンドさせたい!」
というイメージがあってアドリブをすると
理論的に間違ってようがなんだろうが、
カッコよくサウンドしてしまうんですね!!
逆に言うと、
そのイメージを浮かびやすくする補助として
音楽理論がある、といったところでしょうか?
さらにわかりやすく
ブルースフレージングをした動画がありますので
そちらもご確認下さい。
ね、バックのコード進行は
明るい感じなのに、
途中で何だか渋いフレーズが入ってますよね?
これがすしで言うところのわさび、
おでんで言うところのからし、
カレーで言うところのスパイスとなって
普通じゃない
ちょっと小粋なサウンドにしている訳です。
これをやるためには、何はなくとも
「口でフレーズを歌うこと!」
ジャムっているときはもちろん、
一人で練習している時も
常に楽器から出ている音、出したい音を
口でも歌いながらプレイする癖を付けると
理論に縛られない、
自由なフレージングができるようになります!
是非とも皆さんお試しを!!
今回はこの辺で。
明日の更新もお楽しみに!!!
さらに他のセッションのコツブログをどうぞ!
テーマ別セッションのコツ紹介ブログ1ジャムスタンダード紹介ブログ
2これだけ知っとけ音楽理論
3セッション的バンドアンサンブル講座 4セッション動画集!
ジャムセッションのコツをまとめた無料テキストプレゼント!
さらに突っ込んでセッションのコツが知りたい人へ!これがあればセッション出来る
基礎にして極意の
『3原則秘伝書』無料プレゼント!
詳しくはこちらをクリック!
コメント (2)
管楽器は頭の中で歌ってます。
メロディーを歌いながら演奏するってのは可能なはず。
譜面に書かれているメロディーならともかく
「こういう風に歌いたいんだ!」を具体的に思い浮かべ
歌うことはなかなかムズい。
でも、少しずつでも出来るようになりたいものだ。
Posted by: ぴゅあ | 2006年08月19日 01:56
日時: : 2006年08月19日 01:56
>ピュアさん
お初のコメントありがとうございます!
そうですね。管楽器の人も、
頭の中でサウンドしているフレーズとそうでないフレーズは
はっきりと差が出ますね。
やっぱりコツは、
『楽器で吹く前に口で歌ってみる』
ことではないでしょうか?
必ず出来るようになりますよ!
また一緒にセッションしましょう!!
Posted by: 斉藤彰広 | 2006年08月19日 11:48
日時: : 2006年08月19日 11:48