演奏しながらどうしても周りが聴けない人の盲点とは!?
さて、今回のジャム的お悩み相談は…、
「Q とにかく周りを聞こうとして頑張っているのですが、
どうしても聞こえません。才能がないのでしょうか?」
A まず、才能が無いと決めるのは早すぎますね!(笑)
ちなみに、ジャムセッションはコミュニケーション。
会話と一緒なので、誰でも練習次第で上手くなれます!!
さて、それでは具体的に質問にお答えしていきますが、
まず、この質問をくれた人を褒めなければいけません!!
なぜなら、
「演奏中にしっかり周りを聞こうと意識している」から。
実はセッションに限らずバンドでもオーケストラでも、
周りの音を聞くことに意識を裂いている人が少ないのです。
自分の楽器を演奏することにいっぱいいっぱいになり、
外の世界のサウンドが全然耳に入っていない人が多い。
その点、この人はジャムの、そしてアンサンブルの極意を
かなり理解していますね!
才能がないどころか、才能のかたまりですよ!!
ご安心下さい。
では、それほ周りを聞くことに集中しても、
どうしても聞こえないというのはどういうことでしょうか?
考えられる理由は2つあります。
1 難しいことをしようとしていて、
周りを聞く余裕が実は全然ない。
2 単純に自分の音がはじめからでかい!
周りをきこうとしているのに
全然聞こえない人は大抵この2つのどちらかに
当てはまっています。
もしくはダブルパンチ!(笑)
ですから、これを解決する練習をすればOK!!
まず1については、
とりあえず8ビートで一番簡単なリズムパターンや
フレーズを演奏しながら、
周りの音が聞こえるように練習してみてください。
意識するだけで変わってくると思います。
意外と難しいのが2番の方!
特にドラマーやギタリストに多い症状なのですが、
はじめから爆音で、
とにかく自分の世界へ旅立ってしまう人。
まずこれに身に覚えのある人は
「音はでかけりゃいいってもんじゃない!」
という事を自分に10回言ってあげてください。(笑)
それから、今度は
「周りがちゃんと聞こえる音量が最適な音量だ!」
と、これまた自分に10回言ってあげてください。
要するに、音がはじめからでかいというのは、
せっかくジャムって楽器で会話をしようとしているのに、
一人だけ怒鳴ってしまっている状態なんですね。
これではコミュニケーションが取れないどころか、
ほかのメンバーの邪魔にもなってしまっている訳です。
そして、せっかく会話が盛り上がってきても、
はじめから全開なので、ついていけない。(爆)
こう考えると意外と簡単で、
「そりゃそうだろ!」と思えますが、
意外と楽器を持つと
その辺が出来ていない人が多いものです。
とにかく周りが聞こえる音量で
自分の楽器を演奏できる練習をする事が大事です。
ジャムなどでは
お客さんのざわめきや、イエーという喝采まで
しっかり聞こえる音量を目安にするといいですね!
是非、コミュニケーションのとりやすい音量と
楽器のコントロールを意識してみて下さいね!
<今日の実践練習メニュー!>
1 「音はでかけりゃいいってもんじゃない!」
「周りがちゃんと聞こえるのが適切な音量!」
と自分に1日10回言い聞かす。(一週間)
2 8ビートや16ビートなど、
自分がよくやるリズムで
一番簡単なパターンやフレーズを弾きながら、
CDなどの音が聞こえているかチェックする。(3日)
3 ジャムでお客さんの声が聞こえるか、
特にイエーという喝采を聴きながら
演奏できるように意識する!(ジャム5回)
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