スケール練習はやってもやらなくてもいい!?
さて、今回のジャム的お悩みは…、
「Q スケール練習などの最低限の基礎練習って
ジャムやる前にクリアしておかないとダメですよね?」
A これまたまじめな人から質問が来ましたね!
素晴らしいことです。
でも、その前に一つ大事な事をお伝えしておきます。
スケール練習が世界一上手く出来るようになっても、
ジャムセッションはできません!!
これホント。
もちろん、スケール練習は出来ないより出来た方が
自分の楽器をより楽しく歌わせる事ができます。
でも、基本的に
『楽器を上手く弾ける能力と
ジャムセッションが出来る能力は別物です!』
ジャムセッションは楽器でのコミュニケーションなので、
コミュニケーションの意思さえあれば、
楽器をはじめたばかりの人でもジャムれます!!
(これは、僕たちが毎月開催している
ジャムセッション講座で証明済み!!!)
逆に、どれだけキャリアがあって、
ベラボーに楽器が上手い人でも、
楽器でコミュニケーションする練習をしていないと、
見事にジャムになりません。
ですから、冒頭の質問に答えるならば、
「別にスケール練習は出来ても出来なくても
ジャムセッションはできます!」
とはいっても、はじめは不安で、
少しでも準備をしていきたいと思うのも人情。
そこで、
ジャムに役立つスケール練習のやり方を
特別に解説致します!!
ちなみに、ドラマーの人は
ルーディメンツなどの基礎練習と思って
この先は読んで下さいね。
まず、いきなりスケール練習はしないこと。
それよりも、
ドとレ、ドとレとミなど、
すくない音数を確実に「口で歌える」
ように練習してみてください。
そして、頭の中でその2,3音がサウンドし始めたら、
好きなCDやカラオケに合わせて
アドリブして見るのです。
そして、上手く行ったら少しづつ音を増やして、
最終的にはドレミファソラシド(メジャースケール)
が自由に歌えるようにします。
ここまで出来ればOK!
あとはキーを変えてできれば更に言うこと無し。
大抵のジャムセッションは
ドレミファが、楽譜上や指先だけでなく、
頭の中でサウンドしていれば切り抜けられます!
そしてこれが出来るようになると、
セッションで他の人の楽器の歌わせ方が
耳に入ってくるようになるので、
同じものを聴いても倍勉強になります!
街でなんとなく流れているメロディも、
音程がどうこうではなく、
そのニュアンスに耳が行くので、
自然と勉強になっちゃいます!!
ここまでくれば、
スケール練習などの基礎練習は
最高の効果を発揮してくると思います!!!
是非、ただスケール練習をするのではなく、
それを使って、
自分なりに「楽器を歌わせる」ところまで、
意識して、練習してみて下さいね。
これがジャム的練習法です!!
<今日の実践練習メニュー!>
1 スケール練習しなくてもジャムはできる!と自覚する。(1日)
2 メジャースケールを2,3音ずつ口で歌えるようにし、
最終的には楽器で自由に歌えるようにアドリブ練習する。
(一ヶ月)
3 基礎練習の成果に関係なく、
ガンガンジャムに参加しに行く!見学からでもOK!!(一ヶ月)
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コメント書くと自然と実践できてジャムマスターになれる!!
これホント!!!
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コメント (1)
本当にその通りです!
スケールができても
歌えなきゃまったくアドリブできません
ただ指を動かしているだけになってしまいますね
なによりギターで歌えるようになるのが
ジャムでは大切だし
楽しくコミュニケーションするコツですね!
Posted by: YUSUKE | 2007年02月05日 22:08
日時: : 2007年02月05日 22:08