バンドサウンドがスカスカになってしまう時は…!?
さて、今回のジャム的お悩みは、
「Q メンバーとあわせていると、
どうしてもサウンドがスカスカになってしまいます。
厚みを出す方法ってありますか!?」
A おー、なかなか本格的な質問ですね。素晴らしい!!
この質問は、バンドをやっている人、
特に小編成でやっている人は必ずぶつかる悩みですよね。
そんな方たちに向けて、
早速お答え致しましょう!!
まず、スカスカになってしまう一番大きな原因に
「同じような音域の音同志は
いっせいに出すとキャンセルしあってしまう!」
という特性があります。
これを知らずにバンドメンバー全員が
いっせいに音を出すと、
それぞれの音はかなり大きいのに、
全体ではスカスカの音像に聞こえてしまう事があります。
これは、個々のメンバーの音が
綺麗にキャンセルしあってしまった結果です。
皆さんも、音自体は凄く大きいのに、
なんだか迫力のないロックバンドを
見たことありませんか!?(笑)
では、どうやってこれを解決すればいいのか?
答えは簡単。
『他の人が弾いていない瞬間を狙って音を出す!』
これだけでOK!
例えば、ソロをとっている人がいたら、
そのソロの隙間、つまり呼吸する瞬間を狙うのです。
隙間を狙って「合いの手」を入れてあげる感覚ですね!
ドラマーやベーシストのフィルイン(おかず)
と呼ばれるものも一緒。
むやみやたらに入れるのではなく、
ソリストが休みそうな瞬間を狙って、
すかさずフィルインを入れてあげるのです!
そうすると、聞き手側からすると
音がキャンセルしあってスカスカになることはないし、
それぞれのメンバーが
隙間を綺麗に埋めながらバンドサウンドを作るので、
「常に厚いサウンドが繋がって聞こえている」
状態になるのです。
みんなでいっせいに弾きまくるのではなく、
役割分担して、
メンバー全員の押し引きで
常にサウンドさせるイメージですね!
これがスムーズに出来るようになってきたら、
楽器でのコミュニケーションレベルが上がった!
と考えて間違いないでしょう!!
ジャムマスターにかなり近づいています!!
でも、そのためにも、
周りをよく聞き、メロディの隙間を感じ取る
「音楽的勘」を養わなくてはいけません。
さぁ、みんなでコミュニケーション上手目指して、
「合いの手」を極めよう!!
<今日の実践練習メニュー!>
1 好きなCD(歌ものが最初はお薦め)の
メインメロディを聞き込んで歌えるようにする。(2日)
2 そのメロディを聴きながら
楽器を演奏できるように練習する。(1週間)
3 そのメロディの隙間(呼吸)を狙って
簡単な「合いの手」を入れる。(3日)
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これホント!!!
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コメント (1)
アレンジへの話にも発展する話ですね!
僕はベースもやっているのですが
ベースのアレンジのときのインフィルを
ギターとかぶったとき
とてもスカスカなサウンドになってしまいます
ちゃんとお互いの呼吸を読む!
これが大事なんですね!
Posted by: YUSUKE | 2007年02月05日 22:17
日時: : 2007年02月05日 22:17