【初級ジャムスタンダード】beatles twist&shout ツイスト&シャウト
第6回目の初級ジャムスタンダードナンバーは
かの有名な世界的バンド「ビートルズ」の「ツイスト&シャウト」
誰でも一度は聞いたことのあるロックスタンダードだと思います。
でも、実はこれ、ビートルズのオリジナルではなくカバー。
実際はトップノーツというグループがオリジナルなのです。
そんな細かい情報は置いておいて、ロックのスタンダードであるだけじゃなく、
ジャンルフリーのセッションでもよく取り上げられる名曲。
今回はこの曲のセッション的特徴とアドリブ攻略法を解説していきます!
この曲は何と言っても、軽快な8ビートが最大の特徴!
ロックンロールのグルーヴにのって、
軽快なコードと歌メロディが流れていきます。
でも、さすがロッククラシック!
基本同じパターンのくり返しで、
コード進行も3コードのみ。
しかもずっとくり返し!
こんなに覚えやすい曲はありません。
また、実は曲全体を見渡すと、AメロパートとBサビパートに分かれていて、
このBサビパートに至ってはコードは一つだけ!
あの有名な「ア~、ア~、ア~、ア~!」とハモって行く部分です。
基本Aメロパートを繰り返してソロをとり、
よきところで合図を出し、Bパートに移行してソロ終了。
という形でセッションされます。
ソロが盛り上がりの最高潮のところで、
しっかりバンド全体でコミュニケーションがとれ、
スムーズにBパートに行けた時などは鳥肌もの。
是非セッションのレパートリーに入れてみてくださいね。
ただし!注意事項も最後に一つだけ。
余りにオリジナルバージョンが有名すぎる曲なため、
特にビートルズの熱狂的なファンの人は
「原曲通りに完全コピーで演奏しないとダメだ!」
なんて、ガチガチの偏見を無意識に持ってしまっていることも多いのがこの曲。
何はなくとも、セッションだし、
基本は楽器でのコミュニケーションなので、
完璧にこだわる必要は全くないし、
また、それをやるとセッションの面白みがなくなってしまいます。
超有名なスタンダードナンバーこそ、
頭を柔らかくしてセッションすることが肝心です!