【中級ジャムスタンダード】 born to be wild ボーントゥービーワイルド
毎回ジャンルをこえたスタンダードナンバーをオススメしているこのブログ。
今回は、あの名映画「イージーライダー」のテーマソングであり、
古き良き70年代のアメリカンロックの匂いを強烈に感じる
「ボーントゥービーワイルド」を取り上げます。
ロックスタンダードといっても差支えないくらい、
知名度も、もちろんサウンドも素晴らしい名曲です。
が、やはりそういった普通のレビューは他のサイトに任せておいて、
ここはセッション的視点から特徴をまとめてみます。
1 ABABCDというパッとみ複雑な構成。
だが、一つ一つのパートは短くコンパクト
2 コード進行はロックの王道な感じで、どのパートもシンプル
3 Dパートはいわゆる打ちっぱなしアレンジのキメパート
この曲をセッションするときに、
まず初めに確認しなければいけないことは
この特殊なABABCD構成!
一見やっかいそうですが、
実は一つ一つのパートは8小節位と意外とコンパクト。
なので、やってみるとそんなに難しくなく、かつ短い曲です。
ビビらずに、
まずはこの構成を頭に入れてからセッションスタートすることが
攻略の最大のコツです!
そして、それさえ理解できたら、
コード進行なども古きよりアメリカンロックの感じでシンプルなので、
おそるるに足りず。
ちょっとセッション慣れした人ならは初見でいけるでしょう!
そして最後のDパートはおなじみの
「ボ~ントゥービ~ワ~~イルド!」のキメパート。
メインボーカル以外のバックのメンバーは
打ちっぱなしの派手なアレンジになります。
このパートのためにそれまでがあるかのような
見事な構成で、バッチリ決まったら最高に気持ちのいい曲です。
また、アドリブソロは
Aパートをずっと回して演奏することが多く、
さらに簡単な曲となります。
ビビらず全体を把握すれば、
それほど難しくなく、かつ気持ちのいいロックスタンダード!
是非レパートリーに入れて、
メンバー全員で歌いながらプレイして盛り上がってくださいね。