【中級ジャムスタンダード】 higher ground ハイヤーグラウンド
毎回ジャンルフリーでセッションのスタンダードナンバーをオススメするこのブログ。
今回はスティービーワンダーの名曲
「ハイヤーグラウンド」を取り上げます!
この曲、もちろん原曲のスティービーバージョンで
馴染みの深い人も多いと思いますが、
逆に若者にはレッドホッドチリペッパーズ(通称レッチリ)の
ファンクロックなカバーバージョンでおなじみの人も多いかもしれません。
レッチリ以外にも沢山のプレイヤーにカバーされ続けている
まさに名セッションスタンダード曲の一つ。
この曲のセッション的特徴をまとめると、
1 印象的なメインリフでスタート!
ベーシストはこのリフをマスターすること必須。
2 リズムはご機嫌なシャッフルで。
3 AAB形式のシンプルな構成。
まずはベースのメインリフから曲がスタート!
このリフがセッションの良し悪しの全てを決めます。
このリフに乗っかる形で
ドラムやその他のリズム隊がグルーヴを作るので、かなり重要。
かつ、曲全体もグルーヴ命な感じなので、
ベーシストはしっかりこのリフをおさらいして臨みましょう。
そして、このリフのリズムはいわゆる「シャッフル」という
ハネタ感じの独特のリズム。
ブルースなどに採用されることに多い、
これぞグルーヴ!という感じのする特殊リズムです。
特にベース&ドラムリズム隊は
このシャッフルに慣れることが攻略の近道ですので、
よく曲を聴いて、掴んで行ってください。
このグルーヴが攻略できれば、
後はシンプルなAAB形式だし、コードもシンプルなので、
難しいことはありません。
とにかく、リフに始まり、リフに終わる、グルーヴ重視のご機嫌な曲。
是非レパートリーに入れて、
グルーヴ重視のセッションを楽しんでみてくださいね。