【中級ジャムスタンダード】 sex machine セックスマシーン
毎回ジャンルを超えたセッションのスタンダードナンバーをオススメするこのブログ。
今回はファンクの王道であり、Mr.funkジェームズブラウンの代表曲、
「セックスマシーン」を取り上げます!
強烈なリズムで、聞いている人の腰を直撃するこの曲。
ジェームズブラウンと、JB’Sという彼のスペシャルバックバンドの
派手なステージングにより、
すごいインパクトを残しているこの名曲。
やはり、普通のディスクレビュー的なものは、
他のサイトで死ぬほど書かれているので、
ここではセッション的な視点から特徴をまとめてみましょう。
1 コード進行はファンクの基本であり、王道のワンコード!
2 とにかくくり返しリフの嵐。基本二つのリフで構成されている。
3 イントロの「ダッダッダッダッダッ!」というのが唯一のキメとして使われる。
そう、ファンクとはコード進行などしゃれたものはなく、
リズムでグイグイ押して、観客を躍らせるための音楽。
そんな硬派なイメージそのものの、この「セックスマシーン」。
とにかく、ドラム&ベースのリズム隊、
そしてギターのカッティングの強烈なグルーヴで引っ張っていきます。
セッションの現場でも、
この曲をプレイする時は細かいことを考えずに、
会場中をダンスフロアーにするために演奏されることが多い!
まずは超グルーヴ重視のナンバーだと意識しておきましょう。
また、ほぼ全てのパートが、
それぞれ同じパターンのリズムやリフをプレイすることによって、
複合的なリズムのうねりを生んでいるわけです。
が、大きく曲全体で見てみると、
基本2つの大きなリフで構成されています。
ですので、各パートとも、
まずは2つのリフを覚えれば、セッションには参加できるシンプルな曲です。
そして、歌の終わりや、ソロの終わりなど、
節目節目にイントロで使われる「ダッダッダッダッダッ!」
というキメが挿入されています!
このキメをしっかりバンド全員でアイコンタクトなどをとり、
息を合わせて決めると、こんなに気持ちのいいサウンドはない!
ファンクの王道の様なアレンジです。
是非、レパートリーに入れて、
腰に直撃する最高にファンキーなセッションを展開してみてくださいね。