【上級ロックスタンダード】 led boots レッドブーツ
毎回ジャンルを超えたスタンダードナンバーをオススメしているこのブログ。
このところロック系のナンバーを押していますが、
今回はさらにインストナンバー!
ジェフベック(jeff beck)のレッドブーツ(led boots)をご紹介します!
ロックよりのフュージョンアルバムとして
普及の名作となっている「ワイアード」というアルバムに収録されてるのですが、
かなりセッションでも取り上げられます。
なぜかというと、コード一発で簡単だから。
ところが舐めてかかると痛い目にあう確率の高い曲でもあります!
いちおう難易度も上級とさせていただきました。
どうしてコード一発なのにそうなるのか!?
セッション的視点から、この曲の特徴をまとめてみると
1 イントロの3つのコード以外は
ロック的リフに彩られたAB形式のコード一発!
構成もコード進行もリフさえ覚えれば超簡単にプレイできます。
2 ところが、Bの部分は変拍子にアレンジされています!
多くの人は7拍子と記譜すると思いますが、
要は1234、123と一拍少なくなった、ずっこけるようなタイプの
7拍子アレンジです。これに慣れるのが大変!
もう特徴と言ったらこの変拍子が決め手です!
実際、リフも、テーマメロディも
ちょっとセッション慣れした人ならそんなに難しくないレベルでしょう。
が、このBメロの変拍子で皆さん綺麗にずっこけます!(笑)
特に、「コード一発だから初見でいけるよ!」
なんて言われたりして、舐めてステージに上がってしまった人は、
ほぼ100%の確率でBメロでずっこけます。(笑)
ですので、やはり事前にさらっておかないとなかなかできないし、
変拍子慣れしていないと攻略不可なので、上級レベルとさせていただきました。
でも、ロックインストとしては珠玉の出来ですし、
セッションで取り入れるとテンションあがること間違いなしの名曲!
是非レパートリーに取り入れてみてくださいね。