【中級ロックスタンダード】 start me up スタートミーアップ
毎回ジャンルを超えたスタンダードナンバーをオススメしているこのブログ。
今回はロックの王様「ローリングストーンズ」の
「スタートミーアップ」を取り上げます!
まさにロックという感じの、
ギンギンのギターリフで構成されているこの曲ですが、
意外とシンプルな構成のため、セッションでもよく取り上げられます。
キースリチャーズとロンウッドの熱いギターリフだけではなく、
セッション的視点から、今回もこの曲を解説してみます!
早速セッション的特徴をまとめてみると、
1 構成はシンプルなAB形式。
コード進行もそれぞれのパートでほとんどくり返しのみの簡単なもの。
2 ギターリフが映える名曲!
このギターリフを知らないとなかなかこの曲には参加できません。
セッション的にはこのリフの攻略が第一の課題です!
3 アドリブはAB全体を通すことも、
Aの部分だけ延々とまわすこともあります。
セッション前に、必ず確認しておくべき事項です。
という訳で、
かなりロックの王道的な特徴を持った名曲です。
AB形式というシンプルな構成はもちろん、
ロックの名曲にはほぼ全てに入っているといっても過言ではない、
キャッチーなギターリフからイントロがスタートします!
そして、このギターリフが一曲を通して
まるで背骨のように骨格を作り、曲の雰囲気を決めています!
もう、このリフをガツンとプレイしただけで、
ストーンズのあの独特のフィーリングが体現できます。
なおかつ、アドリブソロもブルージィなスケール一発などで対応可能な
シンプルなコード進行なので、
ロック好きのセッションマンには欠かせないスタンダードと言えるでしょう。
是非レパートリーに入れて、
ガツンとロックな楽器コミュニケーションを楽しんでくださいね!