ソロを盛り上げたいのですが肝心の音で表現できません
前回は盛り上げの合図の仕方についてお話しました。
今回はその次のステップへ進みましょう。
お悩み5「ソロを盛り上げたいのですが肝心の音で表現できません」
きちんとストーリーのイメージを持って
わかりやすく合図を送ったけどサウンドがついていかない。
そんな方のお悩みに応えたいと思います。
「やはり盛り上げるには凄いテクニックが必要なんじゃないか?」
「初心者の私にはソロは盛り上げるなんて無理!」
なんて声もあるかもしれせんが
超絶フレーズが弾けなくても、初心者でも
サウンドを盛り上げることができます!
どうすればいいのかと言うと
きちんとサウンドに差をつければよいのです。
もっと具体的に言うと
音量、音数、音程の差をわかりやすく表現できればよいのです。
いくら凄いテクニックがあっても
ずっと同じテンションでソロをとっていたら
見ている人は慣れてしまい、次第に飽きてしまいます。
逆に派手なソロじゃなくても
音量、音数、音域などで差をつけてあげると
人間の耳には盛り上がって聞こえます。
そして、もう一つオススメの考え方が
「ストーリーの盛り上がりを引き算で考える」
と言うものです。
盛り上がりの部分で「何か凄いこと、かっこいいことをしなくちゃ」
と無意識に思ってしまいがちですが、その必要はありません。
まずソロの一番の盛り上がりどころで
「今の自分が無理なくできそうなこと」をイメージしてみて下さい。
そして、そこからストーリーを逆算して
「最初の部分でどれだけ抑えて弾けばよいのか」
自分の最大限から引き算して考えてみてください。
先ほどのサウンドの差と合わせて考えると
「最初にどれだけの音量、音数に抑え、どれだけ低い音域を使い
ソロをスタートさせればよいか」
これがイメージできるようになれば
ばっちり盛り上がったサウンドを伝えることができるはずです!
それではまた次回!