アンサンブルはソリストが王様!3~ソリストVSピアノ/キーボード

即興のアンサンブルでのコツを余すところなく伝えるこのブログ。

今回はソリストが大様シリーズの第3段。
「ソリストに対するピアノ/キーボードのアプローチはどうすればいい?」

まず初めにアンサンブル上のいわゆる鍵盤楽器の最大の特徴をあげておきます。

それは、「全音域をカバーできる唯一の楽器がピアノ/キーボードです!」
ということ。

ものによって64鍵など幅の短いものもありますが、
88鍵のピアノなどになると、まさに人間の耳に聞こえる音域の
ほぼ全てを網羅する完璧な楽器となります!

これが、鍵盤プレイヤーの利点であり、弱点にもなります。

なぜかというと、
低いところにいけば、ベースラインとぶつかるし、
高音域に行けばシンバルなどとぶつかるし、
何より、中音域はソリストとぶつかります!!

そう、全ての音域が出せるだけに、
それだけアンサンブルの上では、
他の楽器と音域がカブる可能性も上がってしまうのです。

特に、ボーカルやリード楽器などのソリストとぶつかったときは、
全体のサウンドは目も当てられません。

なので、両手でガンガン全音域をカバーし、
一人でも音楽が完結できる鍵盤プレイヤーだからこそのアドバイス!

「伴奏はなるべく音数を省く方向で考えましょう!」

使う和音の数を、なるべく最小限にして、
どれだけかっこいいフィーリングを出せるのか!?

こんな意識でアンサンブルを作っていくと、
多くの鍵盤プレイヤーはセッションで引っ張りだこのプレイヤーになれます。

沢山の音が出せる楽器だからこそ、
少ない音で表現する可能性を追求する。

この一見矛盾したアドバイスが、
実はセッション的アンサンブルでは最大の効力を発揮します。

鍵盤プレイヤーの皆さんは是非心がけてみてくださいね!

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アンサンブルはソリストが大様2 ソリストVSギタリスト

セッション的アンサンブルのコツを毎回お伝えしているこのブログ。

今回は前回に引き続き、ソリスト(ソロをとっている人)が大様!
という大事なアンサンブル上のコンセプトに対して
さらに突っ込んで解説していきます。

2回目の特集として、
「ソリストがいる時に、バッキングしているギタリストは
 どういうアプローチをとればいいのか!?」

これを重点的に解説していきます。

まず、ギタリストが一番注意するべきなのは、「音域」です。

なぜかというと、
例えばソリストがボーカルだった場合が一番顕著なのですが、
ギターは基本的に中音域が美味しい音域なので、ソリストの音域とかぶりやすいのです!

ボーカルはもちろん、
テナーサックスやアルトサックス、クラリネット、
そしてキーボードやピアノが相手の時も大体同じ問題が生じます。

この時に、ギターは大抵アンプに繋がっているので、
アンサンブルのセンスのないギタリストはすぐにボリュームを上げてしまいます。

なぜなら、ソリストと音域が被るので、
ギタリスト側から聴いても、自分の音が聞こえずらくなるからです。

本当は、ソリストが大様なので、
全体のアンサンブルの視点から見ると、
ギターのバッキングの音を下げるべきなのですが、
音域がカブって、自分の音が聞こえずらくなるために、
無意識に上げてしまうのです!


ここで、先述のコツに話が戻ります!

ギタリストは音量を上げるよりも、
よくソリストの音域を聴いて、その音域からずらした音域でバッキングしてあげましょう!

そうすると、
全体的に音圧が上がってサウンドがリッチになるし、
何より、ソリストもギタリストも自分の音が聞こえやすくなります!

ちょっとした気遣いで、
バンドアンサンブルは劇的に良くなる!!
という典型例の様なアドバイスですね。

ギタリストの人は是非チェックしてみてくださいね。

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アンサンブルはソリストが大様!1

指揮者がいるオーケストラや
コンサートマスターがいるビッグバンド。

はたまた、リーダーがいるいわゆる普通のバンド。

こういう風に、普通複数の人が集まると、
組織全体を見て、リーダーシップをとる人が必ず出てきます。

が、その場に集まったプレイヤー同士で、
一斉のせ!でアンサンブルを作るジャムセッションではそうもいかない!

そんなセッション的アンサンブルにおける
全体をまとめる大事なポイントをお伝えするのが今回のお話です。

きまったリーダーがいないのがセッションの現場の現実です。

が、さらに突っ込んで見ていくと、
実はリーダーがいないのではなく、
「リーダーがその場その場で変わっていっている!」

これがセッション的アンサンブルでの一番大事なポイントです。

そして、誰がリーダーになるのかというと、
間違いなく「ソロをとっている人=ソリスト」です!

つまり、ソリストが交代すれば、それに合わせて、
バンド全体を引っ張る人も変わっていく!
というのが他のアンサンブルにない、セッションの最大の特徴なのです。

ざっくばらんな表現に直すと、

「ソリストが大様!」

このうたい文句をしっかり心にとめて、
常にソリストたちを活かすようにアンサンブルを意識すると、
セッションは必ず成功していきます。

この原則を忘れずに、
チームワークの良い、楽しいセッションを展開してくださいね!

次回からは、
このソリストに対するパート毎の対応方法を解説していきます。

こちらもお楽しみに!!

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ベーシストとコード楽器のコンビネーション!

ベーシストはコードの一番最低音であるル―トを押さえる。
これは、ちょっとバンドアンサンブルを経験したことがある人なら、
経験的に知っていると思います。

その名の通り、ベーシストはベース音を担当しているわけです。

でも、この専門的役割が故に、
他のパートの人とのコンビネーションが難しくなることもある。

今回はベーシストと他のパートとのコンビネーションのお話です!

先述の通り、ベーシストはコードの最低音であるルートを
基本的にはいつも押さえています。

だから和音がはっきり聞こえる訳なのですが、
この時、この役割にかぶってしまうパートがあります。

そう、それはコード楽器!

コードを押さえる時に、
無意識にベース音まで律儀に弾いてしまい、
ベースラインと音域的にぶつかってしまうのです!!

特に、弾き語りを主にやっていたギタリスト、
クラシックを長年やってきたピアニストにこの傾向が強いです。

その楽器一つで音楽を完結することのできるコード楽器は、
どうしても、全ての音域を一気にカバーする手癖がついているのです。

でも、この理屈がわかれば対応は簡単。


コードのなかからルート音を抜いてみてください。

それだけで、低音域がすっきりして、
自分が想像した以上にアンサンブルがよくなるのに気付くと思います!

ベーシストがルートを、
その上の和音をコード楽器が担当する。


この役割分担をしっかり意識して、
かつアドリブで対応できると、
間違いなくあなたはできるプレイヤーと評価されるでしょう!

全体のバランスを考えて、
アンサンブルを楽しんでみてくださいね。

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セッションの盛り上がりに欠かせないパートとは!?

セッションをやる限りは、
バンド全体が一体になってガツンと盛り上がる瞬間が欲しい!

いいセッションには必ずあって、
悪いセッションには絶対ないもの。

そう、それは盛り上がり!

でも、この盛り上がり、
実はあるパートの人がかなりの責任を負っていたのです…。

という訳で、今回はバンド全体を盛り上げるのに、
バンドアンサンブル上、一番のかなめとなるパートのお話です。

まぁ、焦らしてもしょうがないので、
答えからガツンと行きましょう!

「バンドの盛り上がりに一番必要なのはドラムも盛り上げフィルインです!」

何を隠そう、ドラムセットという楽器は、
他の楽器と比べて、一番音量の変化が激しく付けられる楽器です!

専門用語でダイナミクスなんて行ったりしますが、
一番小さい音から、一番大きい音までの差が、
一番あるのがドラムなのです。

なので、いくらソリストや周りのプレイヤーが
頑張って盛り上げようとアドリブしても、
ドラマーが盛り上げなかったら、絶対盛り上がりません。

逆に、
周りのプレイヤーはまだ盛り上げるつもりはなくても、
ドラマーが盛り上がってしまったら、
掻き消されてしまうので、もり上げざるを得ません!

ということで、
ドラマーがしっかりアンサンブルを意識し、
ソリストの意思を読み取り、
盛り上げるタイミングを計って上げることができなければ、
絶対にバンドは一つになれないし、セッションは盛り上がらないのです!

セッションの盛り上がりを演出するにはドラマーが重要!

これを肝に銘じておいてくださいね。

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ドラムのどこを聴く!?3~パーカッション編~

今回がドラムのどこを聴くシリーズ、一応の最終回です。

沢山のドラムやシンバルが合わさってできたドラムセット。
その他のパートのプレイヤーは、どこを中心に聞けばいいのでしょうか?

今回は、ドラムの影の相棒、
パーカッションパートについて解説していきます。

まず、パーカッションというとどういう楽器が思い浮かぶでしょうか?

コンガ、ボンゴ、ティンバレス、シェィカー、タンボリン、マラカスなどなど。
一重にくくっても、実は沢山のパーカッションがあります。

もちろん、それぞれ音色も違うし、演奏方法も違うのですが、
セッション的には、「パーカッション」とは大きく次のように定義されます。

「基本的に、音程がない、もしくは音程幅が少なく、単一の音色で、
 リズムに特化したパートをパーカッションとする。」

ちょっと硬い言い回しですが、
ドラムセットほどいろいろな音色はなく、
かつサックスなどのように、メロディを演奏するのが主になっていないパートを
パーカッションと呼ぶことができるのです。

こう考えると、
実は、ギターのカッティングや、ピアノのリズムバッキングなども、
パーカッションの類に分類できます!

さて、そんなリズム楽器であるパーカッションですが、
やはりアンサンブルの中でリズムのかなめを握っている
ドラムセットとのコンビネーションが非常に大事になります。

では、パーカッション、もしくはリズムサイドのプレイヤーは、
ドラムセットのどこにまずは耳を傾ければいいのでしょうか?


答えは、「ハイハット!」


右利きのドラマーが、右手をクロスさせて叩いてる、
あの、足で踏める2枚のシンバルです。

このハイハットというのは、
曲全体のリズムの基本となるパターンを出していることが多いです。

なので、パーカッションパートの人は、
このハイハットに呼応するように、もしくは絡む形で
リズムを刻むと、とってもいいアンサンブルになります!

パーカッションは、
ドラムの基本リズムを強化しつつ、
時にはソリストに対してもアドリブで答えていく。

こんなフレキシブルな立場なので、
基本のハイハットを常に聴きながら演奏できることが、
パーカッションを存分にアンサンブルで活かす基本の方法になります。

沢山あるドラムセットに惑わされずに、
基本通りにグルーヴしていきましょう!

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ドラムのどこを聴く!?2~リード楽器編~

前回に引き続き、
沢山のパートが集まっていて、同時に複数の音を出せるドラムセットの、
どこを聞けば、バンドアンサンブルがまとまるのか!?

について、解説していきます。

今回の対象は、いわゆる「リード楽器」

ボーカルやサックス、トランペットなどの管楽器はもちろん、
ソロをとっている時のギター、ピアノ、ベースに至るまで、
メロディをひっぱっているパートの人が、
ドラムのどこに意識を向ければいいのでしょうか?

これもズバッと答えから行っちゃいましょう!

【リード楽器はドラムのスネアをきいてください】

スネアとは、ドラマーからみて、一番手前のまん中にある、小太鼓のこと。

タン!とか、カン!とかいう音がする、
ドラムセットの中でも一番目立つパートの楽器です。

このスネアが、リードとっている人にとっては大事になります!

もちろん、理想はセット全体を聞きながら、
自由にグルーヴし、アドリブできれば最高です。

が、なかなかその境地に行くには経験が必要なので、
リードをとる人は、まず迷わずスネアに意識を持っていきましょう!

なぜリードの人はスネアを聴くべきなのかというと、
「リズムの強調するべきところにきちんと入ってくることが多いから。」

アドリブソロをとっていると、
それこそ自由なので、途中で拍がわからなくなってしまうこともあります。

特に初心者のうちは、よくリズムが裏返ったり、
よれてずれたりしてパニックになりがち。

でも、大抵の場合は、このスネアが2拍、4拍のリズムの肝の部分に、
ばっちり入ってくるので、
このスネアを聞きながらアドリブできれば、
リズムが裏返ったりする危険度を大幅に下げることができます!

もちろん、全てのドラマーが綺麗に2,4拍にスネアを入れてくるわけではないし、
例えば4ビートなど、リズムの種類が変われば、
スネアをきっちり入れてくるパターンではなくなることもあります。

が、基本線として、
スネアを聞きながらアドリブできれば、
リード楽器はリズムをキープしながら演奏しやすくなる!

という原則を覚えておけば、
楽にセッションを楽しめるようになるでしょう。

是非参考にしてみてくださいね!

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ドラムのどこを聴く!?1~ベーシスト&コード楽器編~

パット見ただけでも、
複数の太鼓やシンバルが集まってできているドラムセット。

これらの打楽器を、4つの手足を使って
縦横無尽に叩きまくるのがドラマー。

言われてみれば当たり前のことですが、
アンサンブルの視点から考えると凄いことです。

なぜなら、一気に複数の音が出せる楽器だから

今回はこの沢山の音が出るドラムセットの
どこを聞けばアンサンブルがまとまるのか?
というお話です。

よく言われるのは、
「ドラムはハイハットを聞けばいいんだよ!」
という迷信。

もちろん、このハイハットがバンドの中では、
メトロノームの代わりの様な役目を果たしているので、
困ったらそこを聞けばいい。

確かに、一面ではその通り。

でも、結果から言うと、
「リズム隊の人は、ハイハットだけに意識を向けると、リズムが悪くなります!」

そう、アンサンブル的には、
ハイハットだけ聴いてしまうと、
テンポ的には合っているけど、なんだかしっくりこない、
グルーヴしない!

という感じになってしまうのです。


では、ベーシスト、そしてギターやピアノといったリズム隊は、
ドラムセットのどこを聞けばいいのでしょうか?


答えは「バスドラムを中心に聞く癖を付けましょう!」

実は、ハイハットというのは、
8ビートと言われたら、その8ビートの基本リズムだけを表現しているのです。

逆に、ベースドラムは、
同じ8ビートでも、人によってパターンが違う。

つまり、そのドラマー、もしくは曲にあったパターンを表現しているのです!

なので、
ギターのカッティング、キーボードのブロックコード、
そしてベースラインなどは、
このベースドラムのパターンに呼応するように演奏するのが
アンサンブル的にベターなのです。

「リズム隊はベースドラムを聴く!」

この基本を中心に添えて、
セッション的アンサンブルを楽しんでみてくださいね!

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アコースティック楽器とエレキ楽器の音量の違いに気を付けろ!?

様々なパートが集まって、
様々なジャンルのサウンドを使って会話を楽しむのがセッション。

ところが、
この多様性がバンドアンサンブル的にはネックになることもあります!

今回はそんなお悩みの一つ
「生楽器とエレキ楽器の音量の差」を、
アンサンブル的にどう攻略するのか?
について解説していきます!

アコースティック楽器というのは、
当たり前ですが、基本的に音量が小さい。

マイクで拾ったり、
PAで補強したりしてバランスはとりますが、
やっぱり電気の通った楽器と比べると、力負けするところがあります。

サックス、トランペット、トロンボーン、
この辺の管楽器はまだ良い方で、
ボーカルや、アコースティックギター、最後はフルートなんて、
バンドアンサンブルに入ると、簡単に音を掻き消されてしまいます…。

反対に、
エレキギターや、エレキベース、キーボードなどなど、
電気の通った楽器は、アンプのつまみを上げれば、
簡単にどこまででも音量を稼ぐことができてしまいます!


この基本性能の違いがアンサンブル的には第一のネック。

さらには、
エレキ楽器が主流になっているロックなどをよく聞いたりプレイしたり、
ライブに参戦している人は、
バンドに対する体感音量がもともとでかい!

自分の中にあるイメージで音量を設定すると、
相対的に大音量を出してしまいます。

反対に、クラシックやジャズ、ボサノバなど、
アコースティックなジャンルを良く聞いたりプレイしたり、
コンサートに参戦している人は、
バンドに対する体感音量がもともと小さい。

だから、何も考えずに音量をイメージすると、
相対的に小音量でセッティングしてしまいます。

こういう、アナログで人間的な文化の違いによっても、
アンサンブル的にネックが生まれてきます。


さて、こうした問題をどう解決すればいいのか?


答えは簡単!

「リード楽器の音が聞こえる音量で伴奏しよう!」

これが究極の答えです。


リードとは、ソロをとっているメインパートのこと。
そして、セッションでは、
このソロをとるメインパートは順繰りにバトンタッチしていきます。

なので、アコースティックな楽器がリードをとる時は、
その音が聞こえる音量までセーブして、
周りの楽器は伴奏します。

逆に、エレキ楽器がリードをとる時は、
その音が聞こえる音量まで上げて、
周りの楽器は伴奏します!


この、
「バンド全体の音量も、リード楽器によって臨機応変に変わっていくのがセッションだ!」


という意識を持つことが、
アコースティック楽器とエレキ楽器が、
気持ちよくアンサンブルするための最大のコツになります!

この辺を意識して、
さらに気持ちいいバンドアンサンブルを創り上げてみてくださいね。

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歌バンのアンサンブルで一番大事なこと。

アンサンブルの話になると、
特におおい質問が、「ボーカルのバックで演奏する時どうしたらいいですか?」

そう、楽器ばっかりのインストだと、
アンプがあったり、PAがあったりして割とコントロールがきく。

でも、ボーカルは、基本生声でどうにかするしかないので、
マイクなど補助はあれど、なかなかコントロールの幅が少ない。

でも、バンドも一番フロントだし、大事にしなければいけない!

こんな状況で、みんなアンサンブルに悩んでいるようです。

さて、こんな時に一番大事にしなければいけないことは何でしょうか?

答えは簡単。

「ボーカルが聞こえる音量で演奏しましょう!」

言われれば当たり前ですが、
これが以外とできていないプレイヤーが多いです。

ましてや、アドリブのセッションになると、
自分のフレージングやプレイばかりに意識が行って、
周りが全く聞こえなくなってしまう人も出てきます。

こうなると、一番の被害者はボーカリスト。

周りのプレイヤーは自分の音が聞こえずらくなると、
アンプのメモリをグイッと上げます。

すると、それに対抗するかのように、
他のパートのプレイヤーがボリュームをグイッと上げます。

そうやって全体の音量が上がっていき、
最後はボーカリストがガナるしかなくなり、
一番大事なメインボーカルが聞こえなくなり、
アンサンブルは崩壊。

ついでに、ボーカリストは喉を壊して、
しばらく音楽なんてできない!

という最悪の事態が、意外と世の中で起こっています。

ですので、アンサンブルに気を付けたいないら、
まずは周りを聴くこと!

そして、ボーカリストがいる時は特にこの意識、

「ボーカルが聞こえる音量でプレイすること!」

これが自然と実行できるようになると、
意外と音量って小さくてもアンサンブルになるし、
楽に周りが聞こえるんだ!

というのが、体でわかるようになると思います。

ボーカリストにやさしいジャムプレイヤー目指していきましょう!

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ギターとピアノが同時にコードバッキング(伴奏)するコツとは!?

アンサンブルの質問で特に多いのが、
「ギターとピアノが両方バンドにいる時、
 どうやってバッキング(伴奏)したら良いですか?」

今回は和音楽器奏者を悩ませるこの課題に、
シンプルかつ分かりやすく解説していきます!

まず答えから言ってしまうと、

「どちらかが音域をずらしましょう。
 または弾かない選択をしましょう!」

これが、まずアンサンブル初心者が考えるべきことです。

もちろん、他にも様々な選択肢があり、
いろいろな和音のぶつけ方、または調和のさせ方があります。

が、基本の役割分担としては、
「音域を役割分担する!」

これが、一番手っとりばやいアンサンブルの方法です。

ピアノが低中音域で和音を弾いていたら、
ギターは上に行く。

ギターがローコードで伴奏していたら、
ピアノは上に行く。

このコンビネーションが自然とできれば、
二つの和音楽器はぶつかることなく、
むしろバンド全体の音圧とコード感をより強力にすることができるでしょう!

また、もう一つコツを付け足すならば、
自分が思っているよりも、重ねる和音の数は少ない方がバランスがいい!
ということ。

ピアノが3音、ギターが2音出すだけで、
合計5つの和音が飛び出すことになります。

伴奏楽器が複数いる場合は、
なるべく音数を絞ってあげてしまった方が、
全体のサウンドはすっきりしてよくなることが多いです。

特に即興のセッションでは、
音を絞っておいたほうが、ぶつかる確率も低くなってよりベター。

この辺のコツを心にとめて、
メンバー全員が気持ちよくソロが取れるようなバッキングアンサンブルを心がけてくださいね。

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ベースとドラムのコンビネーションって具体的にどうすればいいの?

ベースとドラムはリズム隊として一緒にくくられ、
この2パートのコンビネーションがバンドにとって一番大事だ!

なんて、たまに言われたりします。

確かに、この2パートのコンビネーションが良ければ、
リズムは安定し、バンド全体がグルーヴし、気持ちよくなります。

逆に、どれだけ一人一人が上手くても、
この2パートのコンビネーションが悪ければ、
リズムはずれ、バンド全体の士気が下がり、グルーヴしなくなります。

これは間違いのない事実!

でも、こういうことはよく言われているけど、
じゃ、具体的にどういう風にしたらリズム隊のコンビネーションが良くなるの!?

という真に迫る答えは、今まであまり語られていなかったように思います。

そこで、このアンサンブル講座で、
簡単にではありますが、文章でできる限りそのコツをお伝えしていきます。


まぁ、とはいえそんなにたいそうなコツではありません。

「ベースラインと、バスドラムのパターンをぴったり同じにしよう!」

これがシンプルかつ、最高の答えです。


よく、ベースとドラムを合わせる時に、
メトロノーム的に「お前、ちょっと走ってる!」「おまえちょっともたってる!」
なんて、リズムの揺れを指摘してしまうことがあります。

でも、こういうアドバイスを送ってしまう人は素人中の素人なので、
無視しましょう。(笑)

メトロノーム的に前だ後ろだ、という解釈で修正していくと、
絶対リズム隊のコンビネーションは良くなりません!

それよりも、「お互いベースとバスドラを合わせていこう!」
という意識で、よく聴きあってみてください。

すると、技術的に問題はないし、メトロノームを鳴らしてもずれていないのに、
バスドラとベースのアタックのタイミングが全然合っていないことに気づくかもしれません。

こういう時に、全然グルーヴしていないことが多いのです!

ですから、まずは小難しいことは考えずに、
バスドラとベースラインのパターンを合わせる!!

これだけ意識して、お互いをよく聞きあうと
自然とコンビネーションが良くなります。

また、それが問題なくできるようになってから、
今度はわざとずらすようなパターンを練習するとさらにグルーヴがよくなります。

なんにせよ、リズム隊のコンビネーションはバスドラとベースラインのパターンが大事!

これだけ覚えていただけたら無問題。
アンサンブルを楽しんでいきましょう!

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2声アンサンブルが聞きとれるようになったら、リズム、グルーヴへ!

さて、前回メインメロディとベースラインの2声を聞き分けよう、
という内容の記事でした。
(まだ呼んでいない方はこちらから)

そして、今回はその先のお話。

2声が聞きとれるようになったら、次はもちろん3声なのですが、
ここにも順番というか、コツがあります。

答えから言うと、メインメロディとベースラインが聞きとれるようになったら、
次は「ドラムセットのリズムとグルーヴを聞き取ろう!」

これが答えになります。

ところが、ここがアンサンブル初心者にとって、
またまた壁になります。

なぜなら、「ドラムセットってそもそも複数の打楽器からできているから!」

そう、ドラム「セット」と呼ばれるだけあって、
複数の太鼓に、無数のシンバルなど、
様々な打楽器の集まりで、ドラムセットというのはできています。

そして、それをドラマーは4つの手足を使って同時に叩くので、
一度に複数の音が常に出ている楽器なのです!

ここが、アンサンブルを聴きとる「セッション的聴覚」としては、
非常に難しいところとなってきます。

でも、安心してください。

もちろん、理想はドラムセット全体の音もしっかり聴きつつ、
周りの音が聞き分けられることなのですが、
いきなりそんなにハードルを上げなくても大丈夫。

ドラムセットの中でも一番注目しなければいけないポイントがありますので、
そこだけ注意深く聞いていきましょう。

そのポイントとは、「ドラムのスネアの音!」
スネアとは、ドラムセットのまん中にある小太鼓のことなのですが、
ポップスやロックやファンクなど、割とビートの強い一般的音楽では
常に2拍、4拍目に「タン!」と入っています。

もちろん他にも色々大事なポイントはあるのですが、
セッションアンサンブル入門者はこれが聞こえればOK!

ベースラインがボン!と1拍目に来る~
スネアが2拍目にタン!と来る~
また3拍目にベースがボン!と来る~
答えるようにスネアがタン!と4拍目に来る~

基本的にはこんな感じで、ベースとドラムが呼応しあってリズム、
そして気持ちのいいグルーヴを作っています!

このベースとドラムのコンビネーションの感覚を聴きつつ、
メインメロディが聴けたら、3声のセッション的聴覚ゲットです!

少しづつ、色々試しながらアンサンブル力を磨いていってくださいね。

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バンドアンサンブルのレッスンは2声を聞き分ける事から!

ジャムセッションでは
絶対に必要となるアンサンブルの知識、そして感覚。

ところが、譜面などないセッション特有のアンサンブルのコツについては、
ほとんど語られることがない…。

そんなことから、今回もその語られることのない
セッション的バンドアンサンブルのコツを一つづつわかりやすく紹介いたします!

今回のコツは

「まずは自分のパートにとって大事な相棒と自分のパート、
 2声を聞き分けられるところからレッスンを始めましょう!」

どういうことかというと、
極論を言えば、セッション的アンサンブルのコツとは、
「周りを聴きながら演奏できること」
これに尽きてしまいます。

ところが、思った以上にこれができない!

実際自分のお気に入りCDをなんでも良いのでよく聞いてみてください。

きっと、様々な編成はあれど、
基本的なバンドアンサンブルならば、
ギター、ベース、ドラム、キーボード、ボーカル、管楽器
このくらいのパートの音が一斉に鳴って聞こえているはずです。

では、よく聞いたつもりになっているあなたの耳で、
【一辺にこれらの音全てが聞こえているでしょうか?】

実は、この複数の音を同時に聞き分ける耳というのが、
バンドアンサンブルにとって一番基礎であり、大事なポイントなのです。

ところが、長年楽器を弾いている上級者でも、
ほとんどの人がこの能力を持っていません!

相対音感などの音程を当てる耳は、
多くの人が関心を持つし、長年やると鍛えられるものですが、
このアンサンブル全体を聴きとる耳は、ほとんどの人が意識すらしないまま音楽を続けています。

しかし!

ジャムセッションを楽しむには、
実はテクニックや音程を当てられる耳の良さよりも、
この「一気に複数のパートを聞き分けられる耳」の方が大事なのです!!

この耳の力のことを筆者は『セッション的聴覚』と呼んでいます。

このセッション的聴覚は一朝一夕では身につきません。
なぜなら、身につけるべき順番があるからです。

また、この順番がとっても大事なので、
よく覚えておいてください。

「全パートにとって一番大事なのはボーカルメロディ、又はソリストです!」
「ソロをとっている人、もしくはボーカルはベースが一番大事です!」

要するに、バンドアンサンブルで一番かなめになるのは
メインメロディとベースラインの2パートなのです。

この二つのメロディを、まずは常に聞き分けられる耳を作り、
そして、聞き分けながら自分の楽器を演奏できる能力が
セッションアンサンブルの基礎力になります。

いきなり全パートは無理。
でも、2パートのメロディならば意識すればだんだんできるようになるはず。

まずはこの辺から、
セッション的バンドアンサンブルの基礎を身につけていってみてくださいね。

次回はさらに突っ込んだセッション的聴覚の身につけ方を解説します。

どうぞお楽しみに~!

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アンサンブルに悩む楽器プレイヤーに送るレッスン!

このブログでは、
ジャムセッションに絶対必要な「アンサンブル(合奏)」のコツを、
文章でできる限り解説していきます!

例えば、セッションになると、
アンプのセッティングがわからなくなるギター、ベースプレイヤー。

ソリストについて、気持ちのいいバッキング(伴奏)をしたいが、
どうやったらいいかよくわからないピアノ、ギタープレイヤー。

バンドなどで、いつもリズムが悪いなどと言われている
ドラム、ベースのリズム隊。

アドリブソロがいつも手癖で単調になってしまう
トランペット、トロンボーン、サックス、フルート、クラリネットなどの管楽器奏者。

そんな、即興でのアンサンブルに悩んでいる初心者ジャムプレイヤーに向けて、
丁寧にわかりやすく、アンサンブルのコツを解説していきます。

今後の行進をどうぞお楽しみ!

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