ドラムのどこを聴く!?1~ベーシスト&コード楽器編~
パット見ただけでも、
複数の太鼓やシンバルが集まってできているドラムセット。
これらの打楽器を、4つの手足を使って
縦横無尽に叩きまくるのがドラマー。
言われてみれば当たり前のことですが、
アンサンブルの視点から考えると凄いことです。
なぜなら、一気に複数の音が出せる楽器だから!
今回はこの沢山の音が出るドラムセットの
どこを聞けばアンサンブルがまとまるのか?
というお話です。
よく言われるのは、
「ドラムはハイハットを聞けばいいんだよ!」
という迷信。
もちろん、このハイハットがバンドの中では、
メトロノームの代わりの様な役目を果たしているので、
困ったらそこを聞けばいい。
確かに、一面ではその通り。
でも、結果から言うと、
「リズム隊の人は、ハイハットだけに意識を向けると、リズムが悪くなります!」
そう、アンサンブル的には、
ハイハットだけ聴いてしまうと、
テンポ的には合っているけど、なんだかしっくりこない、
グルーヴしない!
という感じになってしまうのです。
では、ベーシスト、そしてギターやピアノといったリズム隊は、
ドラムセットのどこを聞けばいいのでしょうか?
答えは「バスドラムを中心に聞く癖を付けましょう!」
実は、ハイハットというのは、
8ビートと言われたら、その8ビートの基本リズムだけを表現しているのです。
逆に、ベースドラムは、
同じ8ビートでも、人によってパターンが違う。
つまり、そのドラマー、もしくは曲にあったパターンを表現しているのです!
なので、
ギターのカッティング、キーボードのブロックコード、
そしてベースラインなどは、
このベースドラムのパターンに呼応するように演奏するのが
アンサンブル的にベターなのです。
「リズム隊はベースドラムを聴く!」
この基本を中心に添えて、
セッション的アンサンブルを楽しんでみてくださいね!
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