2声アンサンブルが聞きとれるようになったら、リズム、グルーヴへ!
さて、前回メインメロディとベースラインの2声を聞き分けよう、
という内容の記事でした。
(まだ呼んでいない方はこちらから)
そして、今回はその先のお話。
2声が聞きとれるようになったら、次はもちろん3声なのですが、
ここにも順番というか、コツがあります。
答えから言うと、メインメロディとベースラインが聞きとれるようになったら、
次は「ドラムセットのリズムとグルーヴを聞き取ろう!」
これが答えになります。
ところが、ここがアンサンブル初心者にとって、
またまた壁になります。
なぜなら、「ドラムセットってそもそも複数の打楽器からできているから!」
そう、ドラム「セット」と呼ばれるだけあって、
複数の太鼓に、無数のシンバルなど、
様々な打楽器の集まりで、ドラムセットというのはできています。
そして、それをドラマーは4つの手足を使って同時に叩くので、
一度に複数の音が常に出ている楽器なのです!
ここが、アンサンブルを聴きとる「セッション的聴覚」としては、
非常に難しいところとなってきます。
でも、安心してください。
もちろん、理想はドラムセット全体の音もしっかり聴きつつ、
周りの音が聞き分けられることなのですが、
いきなりそんなにハードルを上げなくても大丈夫。
ドラムセットの中でも一番注目しなければいけないポイントがありますので、
そこだけ注意深く聞いていきましょう。
そのポイントとは、「ドラムのスネアの音!」
スネアとは、ドラムセットのまん中にある小太鼓のことなのですが、
ポップスやロックやファンクなど、割とビートの強い一般的音楽では
常に2拍、4拍目に「タン!」と入っています。
もちろん他にも色々大事なポイントはあるのですが、
セッションアンサンブル入門者はこれが聞こえればOK!
ベースラインがボン!と1拍目に来る~
スネアが2拍目にタン!と来る~
また3拍目にベースがボン!と来る~
答えるようにスネアがタン!と4拍目に来る~
基本的にはこんな感じで、ベースとドラムが呼応しあってリズム、
そして気持ちのいいグルーヴを作っています!
このベースとドラムのコンビネーションの感覚を聴きつつ、
メインメロディが聴けたら、3声のセッション的聴覚ゲットです!
少しづつ、色々試しながらアンサンブル力を磨いていってくださいね。
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