ドラムのどこを聴く!?2~リード楽器編~
前回に引き続き、
沢山のパートが集まっていて、同時に複数の音を出せるドラムセットの、
どこを聞けば、バンドアンサンブルがまとまるのか!?
について、解説していきます。
今回の対象は、いわゆる「リード楽器」
ボーカルやサックス、トランペットなどの管楽器はもちろん、
ソロをとっている時のギター、ピアノ、ベースに至るまで、
メロディをひっぱっているパートの人が、
ドラムのどこに意識を向ければいいのでしょうか?
これもズバッと答えから行っちゃいましょう!
【リード楽器はドラムのスネアをきいてください】
スネアとは、ドラマーからみて、一番手前のまん中にある、小太鼓のこと。
タン!とか、カン!とかいう音がする、
ドラムセットの中でも一番目立つパートの楽器です。
このスネアが、リードとっている人にとっては大事になります!
もちろん、理想はセット全体を聞きながら、
自由にグルーヴし、アドリブできれば最高です。
が、なかなかその境地に行くには経験が必要なので、
リードをとる人は、まず迷わずスネアに意識を持っていきましょう!
なぜリードの人はスネアを聴くべきなのかというと、
「リズムの強調するべきところにきちんと入ってくることが多いから。」
アドリブソロをとっていると、
それこそ自由なので、途中で拍がわからなくなってしまうこともあります。
特に初心者のうちは、よくリズムが裏返ったり、
よれてずれたりしてパニックになりがち。
でも、大抵の場合は、このスネアが2拍、4拍のリズムの肝の部分に、
ばっちり入ってくるので、
このスネアを聞きながらアドリブできれば、
リズムが裏返ったりする危険度を大幅に下げることができます!
もちろん、全てのドラマーが綺麗に2,4拍にスネアを入れてくるわけではないし、
例えば4ビートなど、リズムの種類が変われば、
スネアをきっちり入れてくるパターンではなくなることもあります。
が、基本線として、
スネアを聞きながらアドリブできれば、
リード楽器はリズムをキープしながら演奏しやすくなる!
という原則を覚えておけば、
楽にセッションを楽しめるようになるでしょう。
是非参考にしてみてくださいね!
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