ドラマーは第2のコンダクター!?
アドリブで展開されるセッション。
そんな中では特別なアンサンブルのコツが生まれます。
そんなコツを毎回解説しているこのブログ。
今回の主役はドラマー。
ですが、ドラマーだけではなく、
アンサンブルに参加するプレイヤー全員が知っておくべき、
ドラマーの役割について解説します!
こんな格言を知っているでしょうか?
「ドラマーは第2のコンダクター!」
コンダクターとは指揮者のこと。
つまり、ドラマーは指揮者について2番目に重要な、
バンドの方向性を決める役割を持っているのだ!
というお話なのです。
これは、吹奏楽やビッグバンドなど、
指揮者がいる大所帯の場合に生まれた格言ですが、
セッションになると、基本的に小編成なので指揮者はいません。
そうなると、実はバンドの舵を握っているのは、
ドラマー一人になってくるのです!
つまり、セッションでは、
「ドラマーがバンドのコンダクター!」なのです。
なぜ、こんなにドラマーが大事だと言われるのかというと、
「楽器の中で、一番大きい音と小さい音の差が大きいから」
ギターやベースやキーボードや管楽器が、
どれだけ一生懸命に大きな音を出して、熱くアドリブをしても、
ドラマーがついてこなければ、
全体のバンドサウンドは盛り上がりません。
逆に、周りのプレイヤーがどれだけ小さく繊細に演奏しても、
ドラマーがガツンと叩いてしまうと、
それに掻き消されて台無しになってしまいます。
要は、ドラマーのさじ加減一つで、
バンドアンサンブルの方向性が決まってしまうのです!
それだけ、強力な権限を持ったパートがドラマーとも言えます。
ハーモニーを出さない代わりに、
バンドの指揮者にも等しいような重要な役割のあるドラム。
この事を肝に銘じてドラマーはプレイしていってくださいね。
そして、周りのプレイヤーは、
ドラマーと仲良くなっておきましょう!(笑)
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