良いバッキングの条件1~ソリストの呼吸の読み方
バンドアンサンブルで一番楽しいところ。
それは、メンバーの呼吸を読みながら、
阿吽のタイミングでバッチリフレーズが決まること!
こうやって抽象的に書くと、
なんだかカッコいいですが、
具体的に呼吸を読むってどうやるんでしょうか?
今回からはそんなアンサンブルのコツのお話です。
まず、ざっくり呼吸と言いましたが、
音楽においては主にリズムやタイミングの事をさします。
特に、人間というのは、
ある一定のリズムを刻みだすと、
これまたある一定のリズムで呼吸をするのが普通になるように
体ができています。
この特性をよく見極めていくと、
普通のプレイヤーは、ある特定のタイミングで呼吸をする、
つまり、フレーズをいったんきって隙間をあけるタイミングが見えてきます!
その特定のタイミングとは、
「4小節ごとの区切りのタイミング!」
もちろん全ての4小節の区切りで呼吸するわけではないし、
達人になればなるほど呼吸は長くなるし、
そのきり方が自然すぎて、気づかないくらいになります。
が、やはり多くのプレイヤーは
4小節の区切り目の手前でいったんフレーズをきることが多いです!
この特性を知っていれば、
自分がバッキング(伴奏)に回っている時に、
ソリストの呼吸を読んで、フィルインを入れたり、
盛りあげたりといったアドリブでの会話がしやすくなります!
いいバッキングになるための条件の一つは、
ソリストの呼吸を読んであげること!
これだったのです。
これから少し意識して色々な音楽を聴いてみてくださいね。
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