セッションに必須のカットエンディングとは!?
セッションで一番大事なことは何?
と問われれば、色々あるけど、やっぱりエンディング!
と答えます。
その位、アドリブでのエンディングは難しい。
でも、決まればカッコイイ!
そんなセッション的エンディングの一手法である
「カットエンディング」について、
バンドアンサンブルの視点から今回は解説します!
まずカットエンディングとはどんなエンディングなのかというと、
「決まったリフやコード進行を使って、
バンド全体であるタイミングで一斉に止まってエンディングする方法。」
こう書くとなんだか大げさな感じがしますが、
要は、バンド全体でタイミングを合わせて、バシッと止まればいい訳です。
ところが、
完全にアレンジされたコピーバンドやオリジナル曲ならいざ知らず、
アドリブで全てをこなしていくセッションでは、
このバンド全体でバシッと止まる!というのが、
なれないととてつもなく難儀です。
でも、やはりここにもコツはあります。
まず、ソロをとってる人、
もしくはセッションリーダーが、
しっかり「自分の首をかき切るようなジェスチャーを見せます。」
この時、しっかりバンドメンバー全員に見えるようにするのが大事です。
要は、この首を切るようなジェスチャーが、
セッションで良く使われるハンドサインの一つで、
「カットエンディングで終わるよ!」という意思表示なのです。
このサインが出たら、
周りのメンバーはカットエンディングに入る心の準備ができます。
そして、何か簡単なリフ、又はコード進行を繰り返していきます。
この時、なるべくシンプルなものがいいでしょう!
パッと他のメンバーがまねできないリズムやメロディだと、
バシッとそろえられないので、
リーダーはこの辺の難易度も慎重に選らんで出す必要があります。
そして、周りのメンバーとアイコンタクトを交わしながら、
リフを合わせていって、メンバー全員が揃ったところで、
今度は体全体を使って最後のエンディング合図を出します!
この時、慣れている人は、
1 指で3,2,1のようにカウントダウンをして、
あと何回リフを繰り返したらカットエンドするのか表示する。
2 もう一度首を切るカットエンドの合図を出し、
次のタイミングでカットエンドするよ!という意思表示をする。
などの応用ジェスチャーをして、
さらにカットエンディングの成功率を上げます。
でも、楽器によっては、
そういう合図が出しづらいフォームの楽器もありますので、
基本は体の動きだけでOK!
なんにせよ、
しっかり周りのメンバーにカットエンディングの意思を伝え、
シンプルなくり返しのリフやコードを提示し、
最後のカットエンドのタイミングを合わせて見事バシッと終わらせる!
という、なかなかに高度ですが、
決まるとめちゃくちゃカッコイイし、気持ちいいエンディングなのでした。
なかなか文章では臨場感が伝わりずらいので、
まずは、実際のセッションを見て、
このカットエンディングを肌で体感してみてくださいね。
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