オルタードテンション?それともナチュラルテンション??
アンサンブルで大事なポイント。
その一つに間違いなくハーモニーが入ってくると思います。
瞬時にさまざまなコードを使って、
ハーモニーでも即興で会話をするジャムセッション。
そのハーモニー的なアンサンブルのコツを、
今回はまとめてみます。
テンションコードの使い方に迷った人は、特に参考にしてみてください!
まず、コードにはナチュラルテンションとオルタードテンションがある、
というのを以前解説しました。
そして、ナチュラルテンションというのは、
要するに自然なメジャースケールからできていて、
オルタードテンションというのは、
かなり癖のある、メジャースケール外の音からできていると解説しました。
そして、ここまでわかれば、
今回の話はもう8割がた終了です。
なぜならば、
1 ソリストが自然な感じのメジャースケールでアドリブしていたら
コードはナチュラルテンション系を選択。
2 ソリストが癖のある特殊な音を使っていたら、
コードはオルタードテンション系を選択。
ただこれだけだからです。
さらに言うと、
実際のセッションでは、聞いてから反応していたのでは遅すぎるので、
「次はナチュラル系かな?それともオルタード系かな?」
といった感じで、ソリストとバッキングで読み合いをします。
この読み合いがまたスリリングで面白い!
上級者は複雑なコードを駆使して、
凄い高尚な事をやっているように感じますが、
実際はナチュラルかオルタードか?
もっというと、自然なメロディか、アバンギャルドなメロディか?
という、2択の中で選択していただけだったのです。
このイメージを持って、様々なセッションを見学すると、
また面白い駆け引きが見えてきますので、
初心者の人は是非頭の片隅に置いておいてくださいね。
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