グルーヴのコツ1~小節頭を合わせる
アンサンブルにおいて、一番悩ましいもの。
それは間違いなくグルーヴ!
なんだか抽象的で、それこそ人の数だけ解釈がある
このグルーヴという言葉。
とても深い意味のある言葉で、
一言では語り尽くせないのですが、
このブログでは、敢えてアドリブのアンサンブル的視点から
グルーヴのコツをわかりやすく解説します!
グルーヴを身につける際に、よく誤解されている練習法があります。
それは、「メトロノームに16分単位でかっちり合わせる練習」
実は、この練習をすればするほどグルーヴは死んでいきます。
ちょっと考えれば当たり前ですが、
メトロノームとシンクロすればするほど機械的なビートになるので、
いわゆる人間臭いグルーヴは消えます。
メトロノームの練習は、
かなりグルーヴを理解した上級者になってから
始めて意味をもつものと考えてしまってもいい位です。
では、グルーヴさせるにはどうしたらいいのか?
その答えは、「メンバー全員で1小節の頭を合わせる意識をする!」
実は、リズムというのは、
どれだけ合わせようと思っても、人間がやる限り
それぞれの癖で少しづつずれます。
でも、細かいところはズレていても、
大きな区切り目や大事なポイントできっちり合えば、
そのズレが逆に味となり、いわゆるグルーヴになります!
16分音符単位でかっちり合わせるのではなく、
小節の頭はきっちり合わせて、その間は大胆にグルーヴさせる。
このウネリが人間味のあるグルーヴになるのです!
小節の頭だけはきっちり合わせて、あとは自由に!!
これがバンドアンサンブル全体でグルーヴさせる際の最大のコツです。
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