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斉藤彰広
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グルーヴのコツ4~裏を感じるパーカッション

グルーヴのコツシリーズも第4弾!
まだまだアンサンブル的視点からバンド全体をグルーヴさせるコツを、
ガンガンご紹介していきます。

よくグルーヴさせるにはリズムの「裏」を感じれないといけない!
なんて話を聞いたことありませんか?

わかったようなわかんないような解説でけむに巻かれた人も多いかと思いますが、
アンサンブルを意識すると、リズムの裏もすぐに身に付きます。

キーワードは「パーカッション」

アドリブでアンサンブルするセッションでは、
基本的にドラムが基本のビートを出します。

これだけでもリズムセクションは成り立つのですが、
さらにリズムをプッシュし、強化するためにパーカッションが入ることがあります。

このパーカッションを良く聞いていくと、
あることがわかります。

それは、「ドラムより細かいことをやっていることが多い!」

例えば、ドラムが普通の8ビートを叩いているとすると、
コンガやボンゴ、シェイカーなどのパーカッションは
細かく16分音符のリズムを出して、ドラムをサポートしていることが多いです。

そう、どんな種類のリズムでも、
基本のビートはドラムが出して、
さらに細かい部分のサポートをパーカッションが担当する!

という役割分担が多くの場合自然と生まれているのです。

ということは、
8分音符の裏は16分音符であり、
パーカッションのサウンドは常にリズムの裏を表現していることが多いのです!

なので、初心者はメトロノームで気の遠くなるような
リズムの裏取りの練習をするよりも、
セッションに参加して、パーカッションのサウンドを良く聞いた方が、
10倍速くリズムの裏の感覚を掴み、グルーヴさせることができます。

こうなってから、メトロノーム練習をした方が、効率がいいでしょう!

つまり、
パーカッションを良く聞いて、その感覚を掴む!
→リズムの裏がしっかり聞こえるようになる。
→グルーヴ感が身につく!

こんな方程式が生まれます。

是非、パーカッションに気を向けて聴いてみてくださいね。

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