アンサンブルはソリストが王様!5~ソリストVSドラム
ソリストが王様シリーズ第5弾!
今回はドラムの立場から見た、
ソリストとの付き合い方について、
バンドアンサンブルの視点から解説していきます。
コードがない分、
第2の指揮者と呼ばれるくらい
バンドに対して影響力のあるドラム。
ソリストのどんなところに気を付けて演奏すれば、
素晴らしいアンサンブルが作れるのでしょうか!?
答えからガツンと行きましょう!
「ドラマーはソリストの音量と隙間に常に意識を配りましょう!」
以前のこのブログ記事にも書いたように、
ドラムというのは一番音の大きな楽器。
なので、ソリストが盛り上がりたい!
という意思を見せたら、素早く反応して盛り上げなければいけません。
また、ソリストよりも大きい音で演奏してしまうと、
大様のソリストを掻き消してしまうので、
アンサンブルとしては最低!
なので、やはりソリストの音量に気を配る必要があるのです。
で、これだけでは片手落ち。
音量だけではまだまだソリストの気持ちを完全に汲むことはできません。
他に、「フレーズの隙間」に意識を配ります!
なぜかというと、
まずフレーズの隙間が多い場合は、
この隙間を狙ってフィルインを入れてあげると
コミュニケーション的に、そしてアンサンブル的にまとまったサウンドになります。
なので、隙間は反応のチャンス!という訳です。
さらに、大抵のソリストは、
盛りあがってくると音数が増えて隙間が少なくなっていきます。
つまり、音量だけではなくて、
フレーズの隙間の空き具合を感じることによっても
ソリストの盛り上がりの意思を感じることができるのです!
これがちゃんと聞こえるようになったら、
ジワジワ盛り上げるようなタイプのソリストにも、
いきなり盛り上げて驚きのストーリー展開が得意なソリストにも
そつなく対応することができるようになります!
「ドラマーは音量とフレーズの隙間に気を配る!」
これを肝に銘じてアンサンブルしてみてくださいね。
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