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斉藤彰広
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グルーヴのコツ13~リズムのハネ具合の合わせ方!

毎回バンドアンサンブルの視点から、
セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

そしてバンド全体でグルーヴさせる方法についての解説シリーズもなんと13回目!

今回はリズムを合わせる時に、必ずといってもいいほど問題になる
「リズムのハネ具合を合わせてグルーヴさせるコツ」について解説します。

まず「リズムのハネ」についてですが、
ブルースなどで良く使われる「シャッフル」なんて言うリズムが
一番わかりやすいと思います。

要は、普通の8ビートのように「タタタタタタタタ」
とかっちりリズムを刻むのではなく、
「タッタタッタタッタタッタ」といった感じで
スキップのリズムのようにハネさせることをいいます。

で、このハネというのがとってもデリケートなもので、
人間がやるとこのハネ具合が皆微妙に違っているのです!
もう、気になりだすと、止まらないポイントでもあります。

この違いが極度に気になってしまった人はよく、
「お前のハネはハネ過ぎなんだよ!」なんて喧嘩を始めてしまったりもします。(笑)

そうならないためにも、
ハネをバンド全体でグルーヴさせるコツをお伝えします!

そのコツとは、
「微妙なハネ具合よりも、頭の拍を合わせること!」

実はハネている部分と言うのは拍の裏のリズムなのです。
なので、拍の頭、1,2,3,4とカウントしたら合致する部分と言うのは、
必ずメンバー全員が合う部分なのです。

なので、微妙なハネをかっちりすべて合わせようとするのではなく、
もっと重要な拍の頭を合わせる意識を持つのです!

そうすると、逆に微妙なハネのズレが気持ちよくすら感じるはず。
ハネまで綺麗に合わせようとすると、
それこそ機械的なビートになって、人間独特のアナログなグルーヴの良さが消えてしまいます。

やはり、バンドアンサンブルの視点で考えると、リズムの頭が重要だったのです!

つまらない喧嘩をしないためにも、(笑)
是非覚えておいてくださいね。

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