グルーヴのコツ7~リズムキープは考えるな!?
シリーズものとして、
アンサンブルの視点からグルーヴのコツを解説し始めてはや7回。
今回は、ちょっと大胆に、
でも実は本日的で大事なグルーヴのコツをお伝えします!
今回はガツンと結論から言ってしまいましょう!
「バンド全体をグルーヴさせたかったらリズムキープは考えるな!」
もちろん、本当にリズムキープせずに好き勝手やれ、という話ではありません。(笑)
でも、このリズムキープという
バッキング(伴奏)をするプレイヤーたちにとって
必要以上に足かせになる意識を抜くだけで、バンドは格段にグルーヴし始めます!
どういうことかというと、
必要以上にリズムキープを意識しすぎると
無意識にほとんどのプレイヤーは「心の中でカウントを始めます。」
1,2,3,4と、
頼まれてもいないのに、かっちりカウントをし始めます。
人によっては、大きく体を動かして、
明らかにカウントを表現し始める人もいます。
でも、これがバンド全体がグルーヴしなくなる一番の症状!
なぜなら
「心の中のカウントの声が大きくなりすぎて、
周りの音が全然聞こえなくなるから!」
そう、自分の中でリズムをキープするために、
心の中のカウントに意識が集中するため、
見事に周りの音が聞こえなくなり、自分と楽器だけの世界に突入します。
本来グルーヴというのは、
バンドメンバーが全体を聞きながら、リズムのウネりを生み出していくものです。
今までのグルーヴのコツシリーズでも散々そのことについて触れてきましたが、
それらのコツも、心の中でカウントを取りだした途端に、
全て意味のないコツになってしまいます。
だって、周りが聞こえていないから!
なので、最大のグルーヴのコツとは
リズムキープにとらわれ過ぎずに、しっかり周りを聞いて合わせること!
これが実は最大の秘訣だったのです。
リズムに自信のある人もない人も、
是非心の片隅にこのコツを刻みこんでおいてくださいね。
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