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グルーヴのコツ9~カウントをしっかり聴く

さて、バンドアンサンブルの視点から
バンド全体をグルーヴさせるコツシリーズももう9回目!

今回は、グルーヴにとって、
多くの人が軽視しているけれども、
実はグルーヴを始めるために一番重要なポイントについて解説します。

そのポイントとは「カウント!」

この「カウント」ですが、
コピーバンドなどを中心にやっている人は
意外と重要性に気付きにくいようです。

なぜかというと、
お手本の音源があるので、そのイメージをメンバー全員が共有しやすいため、
カウントが多少おろそかでも、全員そのテンポで入れるから!

そう、ここがコピーバンドのいいところであり、
音楽の本質になかなか到達できない難しい点でもあるのですが、
カウントなんか、適当でも、CD通りのイメージに演奏すればOKになってしまうのです。

ところが、セッションではそうはいきません!

セッションだと、
あらかじめきまった音源なんてもちろんありませんし、
場合によっては、その日に初めて会った人といきなり演奏することも日常茶飯事。

そうなると、メンバー全員で
演奏前からリズムやテンポを共有しておくのは不可能!

そんな時に大事な役割を担っているのが、「カウント」なのです!!

主にドラマーがカウントを出すことが多いかと思いますが、
このカウントに、セッションバンドがグルーヴするかどうかの、
約8割がかかっています。

なぜかというと、
このカウントに合わせてその時の曲のテンポが決まり、
そのカウントのニュアンスによって、グルーヴが決まるからです!

同じテンポの8ビートでも、
間のびした感じでゆったりカウントをするのと、
スタッカート気味に歯切れよくカウントするのでは、
グルーヴが全然違います。

こういった、テンポやグルーヴの情報が、
全てセッション前のカウントにかかっているのです!

なので、ドラマーはこのカウントをもっと重視するべきだし、
周りのメンバーはこのカウントをもっとしっかり聴く癖を付けるべきなのです。

「バンドの出鼻のグルーヴを安定させたかったらカウントを良く聞くこと!」

これはもはやセッションの格言。
是非覚えておいてくださいね。

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