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セッション的ロストの回避法2~メロディを歌う

毎回バンドアンサンブルの視点で
セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

只今、セッションマンにとって一番恐ろしい現象「ロスト」の
上手な回避方法を伝授するシリーズ連載中!

(「ロスト」の意味がわからない人はこちらの記事を参照)

今回も新たな視点で、「ロスト」を上手く避けて
セッションを盛り上げる方法を解説します。

今回のロスト回避法のキーワードは「メロディライン

ロストの典型的な例としては
「アドリブに入ると、曲のどこをやっているのかわからない!」
という感じになってしまうことです。

これには、様々な状況によって、様々な要因が考えられますが、
一番多いパターンは「AメロやBメロなどの構成がわからなくなる」
だったりします。

もしこのパターンでロストしてしまった場合は、
間違いなく「歌やリード楽器のテーマメロディを良く聞く」
ことで解決できます。

なぜかというと、
メインのテーマメロディを追うと、
自然と曲の構成に合わせて盛り上がったり、コード進行を表現してくれたりするので、
例え音感がなくても、なんとなく曲の全体の構成が掴めるからです。

ところが、
この「メロディラインを良く聞けばロストしないよ!」
というアドバイスは大昔からずっと伝えられ続けてきました。

でも、ロストの罠にはまってしまう人が後を絶ちません!

なぜかというと、
「聞いたつもりになっている人がほとんどだから。」

これ、残念なことに、ちょっとメロディを聞いてみよう、
程度の意識だと、よっぽど勘のいい人や、音楽の英才教育でも受けた人じゃないと、
メロディラインは聞こえていません。

なぜなら、「一緒に自分の楽器を演奏しているから!」

自分でもバンドアンサンブルの中で演奏しながら、
さらにメロディラインを聞くというのは、
かなりセッション慣れしている人じゃないと、パッとはできない芸当だったりします。

なので、聞いたつもりになっていて、
本当は全然聞こえていないので、簡単にロストしてしまう人が後を絶たないのです。

そこで、「メロディラインを聞く」という曖昧な意識を捨てて、
「メロディラインを鼻歌で歌えるくらい覚える!」
この位の意識でまずは臨んでみてください。

よくやるスタンダードナンバーのテーマメロディは、
鼻歌で歌えるくらい覚え込んでおく。

これをやっておくと、間違いなく構成のロストはなくなるはず。
そして、こうやってテーマメロディを覚えながらセッションしていくと、
自然と自分の楽器をプレイしながらメロディを聞く力も付いてきます。

「ロストを避けるには、テーマメロディを鼻歌で歌う!」

セッション初心者は是非覚えておいてくださいね。

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