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斉藤彰広
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セッション的ロスト回避法5~弾くのを止める!

毎回バンドアンサンブルの視点から、
セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は、ここのところ続いている
「ロスト」の回避法についてのシリーズを続けて解説していきます!
(「ロスト」の意味自体がわからない人はこちらの記事からチェック。)

様々な原因から起こるロスト。

でも、大体のハマりパターンはたった一つ。

パニックに陥って戻ってこれないロスト症候群!

今回は、前回に引き続き、そんなパニック対策に有効なロスト回避法です。

今回のロスト回避方法は

「勇気をもって演奏するのを止める!」

これです!!

アドリブセッションになると、
ロストしそうな時、またはしてしまった時、
焦ってしまって何とか音を出し続けて
ロストしていない体を演じなければ!

と、パニックに陥ったまま、演奏し続けてしまう傾向があります。

なんとか恥をかかずに乗り切りたい!
ロストしたなんて周りのプレイヤーに悟られたくない!!

こんな恥ずかしい気持ちが先行してしまうのでしょう。
人間らしくて微笑ましい気すらします。

しかし、セッションの現場では、
実をいうと、「ロストしているのに演奏し続けられる方が周りにとって迷惑です。」

なぜなら、
全く周りが聞こえなくなってしまうから。

こうなってしまうと、
せっかくロストから立ち直らせてあげようと
様々な指示や音を出しても、当の本人が全く聞こえていないし、
見えていないので、全て無駄に終わります。

そして、何よりも、
ロストしても演奏し続けてしまう人はソロが長い!

自分がどこをやっているのか見失っているので、
どこで終わらせればいいのかわからずに闇雲にソロをとるので、
当然の結果となります。

でも、そんな状態でいくらソロをとり続けても、
メリハリのないサウンドになるので周りは反応したくてもできません。

そしてズルズルとただ音を垂れ流すだけのアドリブが続いていく…。

余りにひどいときには、
ホストバンドのメンバーが割って入って無理やりソロを止めさせる場合もあります。

この方が、ロストした時に無理せず演奏を止めるよりも恥ずかしいですよね!

という訳で、
ロストしそうになったら、無理せずに思い切って演奏を止めましょう!

そして、しっかり周りを見て、聞いて、
落ち着きを取り戻し、今曲のどの部分をやっているのか把握できてから、
再びアドリブに戻りましょう!

ロストはセッションをしていれば必ず起こります。

恥ずかしからずに、
勇気をもって演奏を中断し、
落ち着いて周りを聞く余裕を作ることが最大のロスト回避法です。

初心者は是非覚えておいてくださいね。

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