セッション的ロスト回避法6~譜面を追うのを止める!
毎回バンドアンサンブルの視点から、
セッションのコツをお伝えしているこのブログ。
今回は、ここのところ続いている
「ロスト」の回避法についてのシリーズを続けて解説していきます!
(「ロスト」の意味自体がわからない人はこちらの記事からチェック。)
様々な原因から起こるロスト。
今回はスタンダードナンバー等を題材にセッションするとき、
頻繁に起こる「譜面ロスト」の回避法を解説します!
初見で譜面を読みながらバリバリアドリブまでこなしてしまう。
セッションに憧れる人ならば、
一度は夢見る利用の音楽能力ではないでしょうか?
しかし、この「譜面を見ながらセッション」という理想を追求すると、
かならずおこる問題があります。
それは「譜面を見過ぎて周りとコミュニケーションが取れなくなる!」
という問題。
譜面を追うことだけに必死になって、
周りが聞こえなくなり、
挙句の果てにはロストして、どこをやっているのかわからなくなる…。
でも、堅くなに譜面を追い続け、
周りのメンバーからの合図など助け船が
まったく意識に入ってこない最悪の状態を引き起こす!
こんな状態になってしまう可能性が
譜面を見ながらセッションすると格段に高くなります。
そこで、一番シンプルで最高のアドバイスをお送ります!
「譜面ロストしたら、譜面を追うのは止めて周りを見ましょう!」
譜面を追っていると、
どうしてもそこから目線が離れなくなってしまいます。
でも、一度譜面をロストしたら、
よほどのことがない限り自分で戻ってくるのは至難の業です!
しかも、ドラマーやベーシストなど、
バンドの土台となるパートが譜面ロストしたら、
ほぼ100%独力の復活は不可能です。
そこで、もう潔く諦めて、
譜面を追うのを止め、その代わり周りのメンバーを見ましょう!
すると、リーダーがここから頭に戻って立て直そう、
という意味の合図を送っていたり、
ベーシストやドラマーがわかりやすく小節の頭やコードのルート音を出して、
戻ってくる場所を提示していることに気づけると思います。
譜面を必死に追っていると、
こういう周りの助けに気づくことは100%不可能なので、
もう思い切って譜面から目を離してしまうのです!
これができれば、
少々のロストはまったく怖くなくなります。
勇気をもって、譜面を追うのをやめ、
しっかり周りのメンバーに意識を向けるのが、
譜面ロストから一番早く回復する最高の手立てだったのです!
セッション初心者は是非頭に入れておいてくださいね。
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