【アンサンブル】セッションの前に確認するべきこと5~イントロ

毎回バンドアンサンブルの視点から、セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回はセッションの事前確認シリーズの第5弾!
この確認をせずにセッションを始めると、
必ず痛い目にあってしまうポイントをわかりやすく解説していきます。

今回のテーマは「イントロ」

イントロとはその名の通り、
イントロダクション【紹介】のこと。

セッションでは、
「ドラマーのカウントでいきなり曲に入っていくパターン」と、
「誰かが即興でイントロをつけて、そのあとバンド全体で曲に入るパターン」という、
大きく分けて2つの始まり方があります。

素直にカウントで入る場合は問題ないのですが、
イントロをつける場合は、やはりちゃんと事前確認が必要になります。

大抵、スタンダードナンバーにイントロをつける場合、
お決まりのイントロというのが存在します。

そういうお決まりを知っていることももちろん大事ですが、
その知識よりも、どんなイントロにべきか、
セッション前に全員で確認することの方が大事!

誰がイントロを出すのか?
テンポはどのくらいで、何小節のイントロをつけるのか?
コード進行型なのか、リフ繰り返し型なのか?

こういった情報をしっかり確認しておいて、
スムーズにイントロからバンド全体のサウンドに移行することが重要です。

セッション前のイントロを確認しておけば、
気持ちよくアドリブに入れること間違いなし!

是非セッションの際には参考にしておいてくださいね。

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【アンサンブル】セッションの前に確認するべきこと4~エンディング

毎回アンサンブルの視点からセッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回はシリーズで続いている
「セッション前に確認するべきこと」の第4弾!

これを確認し忘れると、かなり高い確率で痛い目を見る、
「エンディング」について解説していきます。

やったこともない曲を初見でアドリブしなければいけない時。
極端な話、こういう状況もセッションではよく生まれます。

そんな時、普通のセッションなれしていない人は、
たとえば、難しいコード進行や、リズムの複雑なところ、
キメがバシバシ入っている個所などなど、
譜面の細かい部分に目が行ってしまい、一生懸命さらってしまいます。

が、以前もこのブログで書いた通り、
そんな難しい部分は初見では絶対ひけません!(爆)

ですので、潔く諦めて、
もっとセッション全体を音楽にする大事な部分に気を配るべきなのです。

その大事な部分の一つが「エンディング」です。

細かい部分の確認にばかり意識が行っていて、
肝心のエンディングについて何も話し合っていないままセッションスタート。

そして、それなりに上手くいったのにも関わらず、
エンディングに差し掛かった途端、バンドメンバー全員が
動揺しだし、無意味なアイコンタクトが増え、
そして、最後の最後でセッションが崩壊する…。

大げさではなく、よくある光景です!

ですので、
セッションが始まる前に、必ずメンバー全員で、
「どうやってエンディングを決めるのか!?」
について、しっかり確認しておきましょう!
(エンディングの主な方法についてはこちら。
リットエンディングカットエンディング)

細かい部分よりも、
しっかりセッションを終わらせて音楽にするような
大事な部分の確認が重要です!

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【アンサンブル】セッションの前に確認するべきこと3~合図

毎回バンドアンサンブルの視点から、
アドリブセッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回はセッションで事前確認すべきことシリーズの第3弾!

「セッション独特の合図」について取り上げます。

セッションでは、
上級者になればなるほど、その場の流れに任せて展開が変わります!

即興にてコード進行が変わったり、リズムが変わったり、
すごい時には曲全体の構成自体が変わってしまったりもします!

セッションの文化に触れたことのない人には
もうびっくり手品みたいな奇想天外の展開が平気で
何の打ち合わせもなかったはずなのにバシバシ決まっていきます。

もちろん、ここまで行くのは達人クラスのお話。

でも、それに近いことが普通のレベルのセッションでも意外と起きています。

実をいうと、これは「セッション特有の合図」
によって、引き起こされているのです!

たとえば、
AメロとBサビの繰り返しの曲でセッションするとします。

基本的にはAを2回繰り返してBに行って1まとまりなのですが、
その時は盛り上がりすぎてさらにBサビを繰り返したくなったとしましょう!

すると、セッションリーダーが
右手で「カギヅメ」の形を作って、メンバーに提示しています。

実はこの合図はセッションのお決まりである
「サビに行くよ!」という特殊合図だったのです。

こういう特殊な合図や常套句が
いたるところにちりばめられているので、
ハッとするような展開も迷わずに決めることができているのです。

そこで大事なのが事前確認になります!

大抵のスタンダードナンバーには
その構造上「こういう即興アレンジがよくでるパターンがあるよ!」
というお決まりがあったりします。

もちろん、そういうお決まりを全て知っていれば
話はとってもスムーズなのですが、
なかなか全員がそういうわけにもいきません。

なので、必ずセッション前に、
「何か特別はアレンジや合図はありますか?」
という確認をしておきます。

もしそういった提案があれば、
「この辺で、もしソロが想像以上に盛り上がったら、
 この合図を出すから、サビを繰り返してね!」

などの指示が出るはずです。
丁寧なセッションリーダーやホストバンドならば
必ず確認させてくれます。

ですので、
事前にそういう特殊な合図やアレンジを確認しておくことが重要なのです!

突拍子もないアレンジにも自信をもって対応できるように
しっかり「合図の確認」をしておきましょうね。

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