【アンサンブル】セッションの前に確認しておくべきこと10~リーダーは誰か?
毎回バンドアンサンブルの視点からセッションのコツをお伝えしているこのブログ。
今回はセッションの事前確認シリーズ10弾にして最終回!
「セッションのリーダーは誰か?」
というテーマで解説していきます。
本当の本質を言ってしまうと、
セッションには常に決まったリーダーがいる訳ではありません。
その場で、パッと集まった人たちで、
最低限のキメごとのみにて、
後は自由に楽器でコミュニケーションを楽しんでいくものなので、
根本的にはリーダーは存在しないのです。
しかし、様々なシチュエーションによっては、
やはりリードしてくれる頼もしい人がいた方が、
アドリブもスムーズに流れていくのもまた事実。
というわけで、部分的に必要なセッションリーダーお話をしたいと思います!
まず、大きな意味で言うと、
「一番初めにやりたい曲を出した人」がリーダーになります。
なぜなら、はじめに曲を提案する人というのは、
大抵、その曲のテンポ、アレンジ、全体のイメージなどを
持ったうえでセッションに臨んでいることが多いので、
必然的に、その人を中心に事前確認が進んでいくことになります。
基本的にはリーダーはこの人だけでOK.
あとはアドリブの流れの中で自然と音楽は進んでいきます。
が、特殊な場合もあります!
たとえば、ソロの最中に決まったリフやキメがあるアレンジの場合。
こういう場合は、
各ソリストが自分のソロの最中にランダムに合図を出して、
そのリフやキメを入れるタイミングを伝えることがほとんど。
ということは、アレンジによっては、
「ソリストが即席のリーダー」になることもあるのです!
【基本的にはいいだしっぺがリーダーだけど、
アドリブ中はソリストがリーダー!】
この原則よく覚えておくと、
セッション中にトラブルが起きても上手く対処しやすくなると思います。
是非参考にしてみてくださいね。
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