【アンサンブル】セッションの前に確認しておくべきこと9~ソロを取るかとらないか?
毎回バンドアンサンブルの視点からセッションのコツをお伝えしているこのブログ。
今回はセッションの事前確認事項シリーズの第9弾!
「ソロを取るかとらないか?の選択」
について解説いたします!
当たり前ですが、
アドリブで楽器の会話を楽しむジャムセッションでは
基本的に全てのプレイヤーがソロをとります。
ところが、これには例外があって、
曲やアレンジによってはソロを取らない場合も出てきます。
それはどんな場合なのかというと
「バラードなど1コーラスが長くなる傾向にある曲」
「ソロではなくチェイスやコール&レスポンスが主体のアレンジの場合」
などなどが挙げられます。
まずバラードの場合ですが、
テンポが遅いため、普通にソロをとると、
とっても長くなりすぎて聞くに堪えないレベルのアドリブになることが多々あります。
そこで、たとえばソリストは一人に絞るとか、
リズム隊のアドリブはなしで行くなどの工夫が施されます。
よって、バラードだった場合、
なるべく事前に自分はソロを取るのか取らないのか?
の確認をしておくことが重要になります。
また、セッションの場合、
一人一人がソロをとるのがオーソドックスなスタイルなのですが、
時には「チェイス」や「コール&レスポンス」と呼ばれる
ソリストが短い小節数づつ、交互にアドリブを交換していく形の
ソロ構成を取る場合もあります。
この時は、やはり自分がそのチェイスに参加するのかどうか?
もし参加するとしたらどういう順番でソロが回ってくるのか?
などを確認しておく必要があるでしょう。
いづれにせよ、
「自分はこの曲、このアレンジの場合ソロを取るのか取らないのか?」
をしっかり確認しておくことが、
セッション成功のカギとなることも多いです!
是非参考にして、楽しくスムーズなアドリブを決めてみてくださいね。
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