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【アンサンブル】音域がぶつかる楽器とは?5~中高音域【対処編】

毎回バンドアンサンブルの視点から、セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は「音域がぶつかる楽器」シリーズ第6弾!

【中高音域対処編】をお送りします。

役割分担のバンドアンサンブル。
そして、アドリブでの音の会話。

そんな自由な空間では、
場合によってはぶつかってしまうこともあります。

それを避けるために、
自分の楽器と音域がかぶってぶつかりやすい楽器を
しっかり把握しておくことが、アンサンブル上とても大事。

前回の復習として、【中高音域】の楽器たちをまとめてご紹介します!

1 ドラムのスネア、ハイタム
2 ハスキー系の男性ボーカルの音域
3 ピアノの中心のドから大体1オクターブ上辺りの音域
4 アルトサックスの音域 
テナーサックスのオクターブキー使用時の音域
5 トロンボーンの高い音域
6 ギターの音域

などなど、代表的なところはこの辺りでしょう。

これらの楽器は、
何も考えずに一緒に音を出すと、
綺麗に音域がかぶっているためぶつかりまくります!

そしてアドリブ中にぶつかってしまった時の
対処の仕方をざっとご紹介します!

1音量を下げる。
2高音域、中低音域に逃げる
3演奏を止める
4リズムに徹する

まず、中高音域の楽器は、
アンサンブルのメインを張る場合も多いです。

男性ボーカルや、
その裏に入るスネアドラムのバックビートなど。

なので、そのメインのサウンドと
ぶつからないようにすることが一番大事。

その時、もっとも簡単に対処できる方法が、
「音量を下げる」です。

ドラマーなら、スネアをリムショットにしたり、
ギター、鍵盤ならタッチでコントロールします。

いくら音程的にぶつかっていても、
音量が小さければ気にならないのが
人間の耳の不思議な構造!

パッと音量を絞ることができると
アンサンブルがすっきりします!

その延長上の対処法として、
「音域を上か下に変えて、逃げて上げる」
というのがあります。

特に、中高音域でハーモニーを出せる
ピアノとギターがぶつかったときは重宝します!

もともと沢山の和音を一度に出せる楽器ですから、
真正面からいったらぶつかるのは当たり前。

でも、音域をどちらかにずらしてあげると、
不思議なことにぶつかりがなくなり、
むしろアンサンブル全体がリッチな感じになります!

是非試してみてください。

さらに、前回の対処編でも出ましたが、
「音を止める」
一番簡単、かつ効果の高い方法です。

必要なのは、
アドリブを止めるあなたの勇気のみ!

アンサンブル全体を考えて、
ガツンと決断してみてください。

また、この音域独特の逃げ方なのですが、
「ドラムのスネアやバスドラなど
とユニゾンして、リズムに徹する」

これも、アドリブセッション的な常套手段です!

アタックの強いドラムと一緒にユニゾンして、
自分もリズムの一員になってしまうと、
ぶつかり感が綺麗になくなったりします。


と、中高音域の音のぶつかり対処法をご紹介してみました。

この音域がメインの楽器を使っている人は、
是非参考にしてみてくださいね。

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