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斉藤彰広
斉藤彰広
ジャムセッションを日本の文化に!が合言葉のジャムセッション伝道師!

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これだからジャムはやめられない!!これだからジャムはやめられない!!
ジャムセッション解説ブログ!様々な動画を元にジャムのコツを大公開!

【アンサンブル】ドラマーの基本的役割4~バンドの音量を決める

毎回セッション的視点から、バンドアンサンブルのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は「ドラマーの基本的役割シリーズ完結編!」

【バンド全体の音量を決める】

について解説していきます。

セッションに限らず、
どんなバンドアンサンブルにおいても、
ドラムというのは、一番大きな音を持つ楽器です。

ということは、
「ドラマーがバンド全体の音量を決める!」
ということが言えるのです。

例えば、
よくあるアマチュアバンドの悲しい事件があります。

ライブの前にリハーサルをして、
しっかりPAさんと音量を調節しました。

でも、本番では盛り上がってしまい、
リハーサルの時は出さなかった音量で、
ドラムをしばき倒してしまいました!

そうすると、自ずと他のメンバーは
自分の音が聞こえずらくなります。

そこで、まずアンプを使った
ギターやベースなどの楽器人が、
グイッ!と音量つまみを上にひねります。

残念ながら、ボーカルはアンプのように
自分でコントロールできるつまみが付いていないので、
もっとガナらなくてはなりません。

そうやって、また一人、
ボーカリストがのどを壊していきます…。

というような事件が、
ほんとに大げさではなくよく起こっています!

もちろん全てというわけではありませんが、
この例を見てもらえばわかるように、
多くの場合、根本的な原因は
ドラマーだったりするのも事実です。

極端な話、
ドラマーが小さい音で演奏すれば、
バンドの音圧は下がります。
その逆もまたしかり。

全てのメンバーが、
しっかりお互いを聞きつつ、
気持ちよくコミュニケーションできる
バンド全体の音量を決めるのはドラマー!

ドラマーには、
「バンド全体の音量を決める!」
という、とっても大事な役割があるのを
しっかり覚えておいてくださいね。

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【アンサンブル】ドラマーの基本的役割3~ストーリー展開を担う

毎回セッション的視点からバンドアンサンブルのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は、「ドラマーの基本的役割シリーズ」第3弾!

ストーリー展開を担う

について解説していきます。

まず、ドラムというのは、
バンドの中で一番ダイナミクスの大きい楽器です。
(ダイナミクスとは最大音量と最小音量の差のこと)

ということは、
基本的に他の楽器よりも一番音がでかいのです!

なので、ドラムが盛り上がらなければ、
他の楽器がどれだけ盛り上げようとしても
全体的には盛り上がりません。

また、他の楽器がどれだけ抑えようとしても、
ドラムがガツンと行ってしまうと、
もう盛り上がるしかありません!

という風に、
「バンド全体のストーリー展開を
 楽器の特質上担ってしまっているのがドラマー!」

ということが言えてしまうのです。

なので、
リズムキープや細かいフィルインなどに囚われて
バンド全体の盛り上がりや、落ち着きに
耳が行っていないドラマーは、
セッションプレイヤーとしては失格です。

アドリブセッションが
バンド全員で一体になって盛り上がれるかどうかは
「すべてドラマー次第!」

こう肝に銘じて、
ドラマーの皆さんはセッションに参加してみてくださいね!

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【アンサンブル】ドラマーの基本的役割2~リズムの区切りを伝える

毎回セッション的視点からバンドアンサンブルのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は「ドラマーの基本的役割シリーズ」の第2弾!

ドラマーはもちろん、
その他の全てのリズムに興味のあるプレイヤーにおススメの内容です。

そんな今回のテーマは

「ドラマーの基本的役割の一つはリズムの区切りを伝えること!」

人間というのは、
もともと偶数小節で一まとまりに感じるように耳ができています。

2小節、4小節、8小節、16小節…、
と、偶数小節リズムを刻むと、
何も特別なことはしていないのに、
不思議とリズムの区切りを感じるようにできています。

ところが!
アドリブ演奏になると話は別。

自然に聞いていれば、
それこそ自然に聞こえてくるリズムの区切りも、
「次にどんなフレーズを入れようか!?」
なんて、アドリブすること自体に気を取られて、
途端に聞こえてこなくなります。

その結果、セッションの世界では一番悲しい状態
いわゆる「ロスト(迷子)」という状況に陥ります…。

しかも、リズムをロストすると、
なかなか帰ってこれない!

周りに迷惑をかけまくって恥をかくという、
二度とセッションしたくなくなるような
トラウマチックな事態になるので、要注意!

でも、そんな事態にメンバーがならないように、
実はドラマーが大事な役割を果たしているのです。

それが、
「フィルインを使って、リズムの区切りをわかりやすく伝えること!」

上手いセッションドラマーは、
むやみやたらにフィルインを入れているのではなく、
リズムの区切り、曲の区切り、アドリブのストーリー展開の区切り、
などなどの節目に現れる偶数小節のまとまりを、
しっかりわかりやすくフィルインでメンバーに伝えているのです!

この意識を持って、リズムをプレイしているドラマーは
セッションの世界では間違いなくモテモテです。

逆にいうと、教則本にのっていたフィルインを
そのまま素っ頓狂なタイミングで入れてくるような
ドラマーが比較的多い事の証拠でもあります。

なんにせよ、
周りのメンバーに「わかりやすくリズムの区切りを伝える!」

これが、セッションドラマーの基本的役割の一つです!
是非参考にしてみてください。

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【アンサンブル】ドラマーの基本的役割1~バンドの導火線になる!

毎回セッション的視点からバンドアンサンブルのコツをお伝えしているこのブログ。

今回から新シリーズ!

その名も「ドラマーの基本的役割とは!?」

第1回の今回は、
セッション時に一番ドラマーに必要とされる役割、
【バンドの導火線になる!】
について解説します。

まず、ドラマーに一番大事なものは何ですか?
と聞くと、多くの人が、
「リズムキープです。」と答えます。

もちろん、これは間違いではありません。
リズムキープも、確かにドラマーの大事な仕事のなのですが、
それ以上に大事な仕事があります!

それは、もうお気づきのように、
【バンドの導火線になること!】

アドリブセッションでは、
コピーバンドのように、もともとの曲が、
しっかり盛り上がりのストーリーを
つくってくれている訳ではありません。

自分たちの即興での会話を通して、
しっかりバンド全体で盛り上がりを作らないと、
ずっと同じテンションでダラダラしたアドリブの続く、
通称「グダグダセッション」に、簡単になってしまいます。

そこで、一番大事なのは、
「誰かがバンド全体をあおる導火線にならなければいけない!」
ということ。

そして、その役割に一番適任なのが、
何を隠そうドラマーなのです!

なぜなら、ドラムという楽器は、
一番音の強弱が表現できる楽器。

ドラマーがガツンといけば、
自ずとバンド全体の音量はあがり、盛り上がります。

逆に、周りのメンバーがいくら頑張っても、
ドラマーが乗ってこなければ絶対盛り上がりません。

その位、バンドの盛り上がりにとって大事なパートが、
ドラムであり、熱いアドリブの導火線になれるパートなのです!

リズムキープなど、
細かいことに目を向ける前に、
まずは「バンドの導火線になる!」
というイメージをもって、
セッションに臨むことが、
ドラマーにとって一番大事な心構え!

是非参考にしてみてくださいね。

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【アンサンブル】ベーシストの基本的役割3~ドラマーとソリストの翻訳係

バンドアンサンブルの視点から、
毎回セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回はベーシストの基本的役割シリーズ第3弾!

【ドラマーとソリストの翻訳係】をお届けします。

まずソリストとは
「アドリブソロを取っている人」のこと。

このソリストを中心にセッションは展開していくのですが、
そのソリストをサポートし、
アドリブソロをドラマチックに展開させる手助けをするのが
いわゆる【リズム隊】の仕事!

ドラマーとベーシストからなるリズム隊は
野球で言うバッテリーのような関係!

この二人がしっかり連動すれば
ソリストは楽に気持ち良く
セッションを盛り上げられるし、
逆に、連動していなければ、
いくらやってもバンド全体はグルーヴしません。

そんなリズム隊ですが、
特にベーシストには特別な役割があります!

それは、

【ソリストとドラマーの翻訳係になる!】

という役割。

実は、ドラマーとソリストには、
意識の上で結構大きい溝があります。

ドラマーは常にリズムを切っているので、
比較的早く盛り上げて展開させたがる傾向があります。

逆にソリストは、
リズムの上で自由に歌えるので、
ソロにエンジンがかかるのに
少し時間がかかる傾向があります。

つまり、
ドラマーはもう盛り上げたがっているのに、
ソリストは全然反応していない!

という、まるで男女の恋愛のような
大きなギャップが生まれやすいのです!(笑)

そんな時に、
しっかり両者の言い分を聞き、
調整をしてくれるのが、実はベーシスト!

ベースは、常にリズムを切りつつも、
ハーモニーの基礎も同時に担っているので、
リズムとメロディ両方の気持ちがわかります。

そこで、
ソリストの意思を読み取って、
ドラマーにアイコンタクトで
盛り上げるタイミングを共有したり、
または、ドラマーが行きたがっている感覚を
フィルインでソリストに絡むことで伝えたり、
と、
まさに翻訳係の役割を担うことができるのです!

この能力が高い人が
必然的にベーシストになることが多いため、
ベーシスト出身の音楽プロデューサーが
比較的多いのも頷ける事実。

話は戻りますが、
ベーシストの役割として、
【ドラマーとソリストの翻訳係!】

この認識をもって、
ベーシストはもちろん、
他のパートの人もベースを聞くと、
色々わかって、セッションが、
音楽が深く楽しくなるはず!

是非参考にしてみてくださいね。

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【アンサンブル】ベーシストの基本的役割2~バスドラに音程を付ける

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今回は「ベースの基本的役割」シリーズ第2弾!

リズムはもちろん、ハーモニーの基礎も受け持つ、
まさにバンドの屋台骨的役割のベース。

沢山あるその役割の中でも、
特に基本的で大事なものをご紹介していきます!

今回のテーマは、
「バスドラに音程を付ける。」

知っている人には当たり前だし、
知らない人は全然そんな意識すらしない基本事項。

でも、基本だからこそ奥が深い役割なのです。

ベースラインというのは、
基本的にドラムのバスドラム(キック)と
シンクロすることでグルーヴを生みます。
(さらに詳しくはこちら)

でも、ただ合わせればいいと思ったら大間違い!

単純だからこそ、
そこには奥深い基本が眠っています。

バスドラとシンクロし心からユニゾンするには
ある一つのコツが大事になってきます。

それは、

「聞いてから合わせたら合わない!
 ドラム全体を聞いて、バスドラに歌うように合わせること!!」

なんだか難しい表現になってしまいましたが、これ大事。

当たり前ですが、
バスドラに合わせなきゃ!と思って、
しっかり聞きつつベースを演奏したら、
聞いてから反応する分遅れます。

だから、何だか取ってつけたようなビートになって、
まったくグルーヴしません。

そうやって、リズムを「当て」に行くのではなく、
まずはしっかりカウント、
そしてドラム全体を聞いて、
リズムの流れを聞き取ります。

そのうえで、
「バスドラに音程を付けるようなイメージで、
 自然に寄り添うことが重要!」

まさに、鼻歌で歌うかのようなフィーリングで、
自然にバスドラとシンクロしないと、
なかなか「音程を付けたような」
バッチリ合わさったグルーヴは出ないのです。

ドラマーとベーシストは、
野球言えばバッテリーのような関係。

しっかりシンクロするには、
「音程を付けるような自然なイメージ」
が重要なのでした!

ドラマーやベーシストだけではなく、
他のパートのリズムアンサンブルにも
同様のことが言えますので、
是非全楽器プレイヤー対象で参考にしてみてくださいね。

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【アンサンブル】ベーシストの基本的役割1~ルートを出す

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今回から新シリーズ!
その名も「ベーシストの基本的役割

リズムだけではなく、ハーモニーの基礎も担う、
まさにバンドの屋台骨となるベース。

このベースサウンドは、
もちろんアドリブセッションでも基本となる
大事な役割を持っています。

そんな役割の中でも、
べーシストだけではなく、他のパートの方々も
絶対知っておいた方が良い、
ベースの基本的役割について解説していきます!

第1回の今回は、
当たり前だけど意外と徹底できている人は少ない

「コードのルート音を小節の頭に出す」です!

そんなの当たり前だよ!
という突っ込みも聞こえてきそうですが、
本当にできている人は逆に少ないのです。

まず、単にルートを押えると言っても、
セッション的に気にするべきポイントを挙げておきます。

1 ドラムのバスドラとしっかりタイミングが合っているか?
2 音質はギターやピアノと混ざっても
しっかり抜けの良いセッティングになっているか?
3 ボーカルやリード楽器を邪魔しない音量か?
  または小さすぎて聞き取れない音量じゃないか?

大体この3つ位を気にしながら、
ルートを押えることができると、
まずはアンサンブルの上で及第点です。

良くあるのは、
コードを追いかけることに精いっぱいで、
周りが全然聞こえていない場合。

この状態になってしまうと、
上記の3つは間違いなくチェックできないし、
本当に「ルートを押えるだけ」のベースになります。

でも、ルートを押えるだけでも、
ドラム、特にバスドラとの連動を聞き取り、
他のコード楽器との音質を聞き取り、
メイン楽器とのちょうどよい音量を聞き取らなければなりません。

意外と奥が深いのです!

いきなり全てを気にする必要はありませんが、
ベーシストの皆さんは、
是非一つずつ攻略していってくださいね。

そして、他の全てのパートの人も、
絶対にベースとの絡みを気にする必要があります!

バンド全体でチェックし合いながら、
気持ちよくアンサンブルするヒントにしていただけた幸いです。

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【アンサンブル】音域がぶつかる楽器とは?10~低音域【対処編】

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今回は「音域がぶつかる楽器」シリーズ第10弾!

【低音域対処編】をお送りします。

役割分担のバンドアンサンブル。
そして、アドリブでの音の会話。

そんな自由な空間では、
場合によってはぶつかってしまうこともあります。

それを避けるために、
自分の楽器と音域がかぶってぶつかりやすい楽器を
しっかり把握しておくことが、アンサンブル上とても大事。

前回の復習として、【低音域】の楽器たちをまとめてご紹介します!

1 バスドラム(キック)
2 ピアノの低音域
3 ベースの音域

などなど、代表的なところはこの辺りでしょう。

これらの楽器は、
何も考えずに一緒に音を出すと、
綺麗に音域がかぶっているためぶつかりまくります!

そしてアドリブ中にぶつかってしまった時の
対処の仕方をざっとご紹介します!

1バスドラムとベースは逆になるべくユニゾンにする。
2中音域に逃げる。
3ピアノは左手を抜く。

まず、低音域の楽器は、
アンサンブルの土台どなる
「グルーヴ&ハーモニーの基礎」を担当することが多いです。

特にベースはその役割の中核を担っています!

なので、低音域担当の楽器プレイヤーは、
基本的にベースとの兼ね合いを考えると、
アンサンブル的な答えは出ます。

例えば、バスドラムは、
ベースのラインにアタックを加えて
サウンドにパンチを与えるのが基本的役割。

そこで、ベースのラインを良く聞いて、
大事なところではなるべくユニゾンしてあげること!

これが最大のポイントです。

逆に、キックのパターンを
手癖でに任せて適当に付けると、
テンポ的にはあっていても、
なにかグルーヴしない感じになります。

また、ピアノの左手は、
まさにベースとかぶる音域!

なので、アドリブでのアンサンブルでは、
基本的に抜いてあげてしまった方が、
良いサウンドになりやすいです!


と、低音域の音のぶつかり対処法をご紹介してみました。

この音域がメインの楽器を使っている人は、
是非参考にしてみてくださいね。

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