【アンサンブル】ベーシストの基本的役割1~ルートを出す
毎回セッション的視点から、
バンドアンサンブルのコツを解説しているこのブログ。
今回から新シリーズ!
その名も「ベーシストの基本的役割」
リズムだけではなく、ハーモニーの基礎も担う、
まさにバンドの屋台骨となるベース。
このベースサウンドは、
もちろんアドリブセッションでも基本となる
大事な役割を持っています。
そんな役割の中でも、
べーシストだけではなく、他のパートの方々も
絶対知っておいた方が良い、
ベースの基本的役割について解説していきます!
第1回の今回は、
当たり前だけど意外と徹底できている人は少ない
「コードのルート音を小節の頭に出す」です!
そんなの当たり前だよ!
という突っ込みも聞こえてきそうですが、
本当にできている人は逆に少ないのです。
まず、単にルートを押えると言っても、
セッション的に気にするべきポイントを挙げておきます。
1 ドラムのバスドラとしっかりタイミングが合っているか?
2 音質はギターやピアノと混ざっても
しっかり抜けの良いセッティングになっているか?
3 ボーカルやリード楽器を邪魔しない音量か?
または小さすぎて聞き取れない音量じゃないか?
大体この3つ位を気にしながら、
ルートを押えることができると、
まずはアンサンブルの上で及第点です。
良くあるのは、
コードを追いかけることに精いっぱいで、
周りが全然聞こえていない場合。
この状態になってしまうと、
上記の3つは間違いなくチェックできないし、
本当に「ルートを押えるだけ」のベースになります。
でも、ルートを押えるだけでも、
ドラム、特にバスドラとの連動を聞き取り、
他のコード楽器との音質を聞き取り、
メイン楽器とのちょうどよい音量を聞き取らなければなりません。
意外と奥が深いのです!
いきなり全てを気にする必要はありませんが、
ベーシストの皆さんは、
是非一つずつ攻略していってくださいね。
そして、他の全てのパートの人も、
絶対にベースとの絡みを気にする必要があります!
バンド全体でチェックし合いながら、
気持ちよくアンサンブルするヒントにしていただけた幸いです。
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