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【アンサンブル】ベーシストの基本的役割3~ドラマーとソリストの翻訳係

バンドアンサンブルの視点から、
毎回セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回はベーシストの基本的役割シリーズ第3弾!

【ドラマーとソリストの翻訳係】をお届けします。

まずソリストとは
「アドリブソロを取っている人」のこと。

このソリストを中心にセッションは展開していくのですが、
そのソリストをサポートし、
アドリブソロをドラマチックに展開させる手助けをするのが
いわゆる【リズム隊】の仕事!

ドラマーとベーシストからなるリズム隊は
野球で言うバッテリーのような関係!

この二人がしっかり連動すれば
ソリストは楽に気持ち良く
セッションを盛り上げられるし、
逆に、連動していなければ、
いくらやってもバンド全体はグルーヴしません。

そんなリズム隊ですが、
特にベーシストには特別な役割があります!

それは、

【ソリストとドラマーの翻訳係になる!】

という役割。

実は、ドラマーとソリストには、
意識の上で結構大きい溝があります。

ドラマーは常にリズムを切っているので、
比較的早く盛り上げて展開させたがる傾向があります。

逆にソリストは、
リズムの上で自由に歌えるので、
ソロにエンジンがかかるのに
少し時間がかかる傾向があります。

つまり、
ドラマーはもう盛り上げたがっているのに、
ソリストは全然反応していない!

という、まるで男女の恋愛のような
大きなギャップが生まれやすいのです!(笑)

そんな時に、
しっかり両者の言い分を聞き、
調整をしてくれるのが、実はベーシスト!

ベースは、常にリズムを切りつつも、
ハーモニーの基礎も同時に担っているので、
リズムとメロディ両方の気持ちがわかります。

そこで、
ソリストの意思を読み取って、
ドラマーにアイコンタクトで
盛り上げるタイミングを共有したり、
または、ドラマーが行きたがっている感覚を
フィルインでソリストに絡むことで伝えたり、
と、
まさに翻訳係の役割を担うことができるのです!

この能力が高い人が
必然的にベーシストになることが多いため、
ベーシスト出身の音楽プロデューサーが
比較的多いのも頷ける事実。

話は戻りますが、
ベーシストの役割として、
【ドラマーとソリストの翻訳係!】

この認識をもって、
ベーシストはもちろん、
他のパートの人もベースを聞くと、
色々わかって、セッションが、
音楽が深く楽しくなるはず!

是非参考にしてみてくださいね。

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