【アンサンブル】ドラマーの基本的役割2~リズムの区切りを伝える
毎回セッション的視点からバンドアンサンブルのコツをお伝えしているこのブログ。
今回は「ドラマーの基本的役割シリーズ」の第2弾!
ドラマーはもちろん、
その他の全てのリズムに興味のあるプレイヤーにおススメの内容です。
そんな今回のテーマは
「ドラマーの基本的役割の一つはリズムの区切りを伝えること!」
人間というのは、
もともと偶数小節で一まとまりに感じるように耳ができています。
2小節、4小節、8小節、16小節…、
と、偶数小節リズムを刻むと、
何も特別なことはしていないのに、
不思議とリズムの区切りを感じるようにできています。
ところが!
アドリブ演奏になると話は別。
自然に聞いていれば、
それこそ自然に聞こえてくるリズムの区切りも、
「次にどんなフレーズを入れようか!?」
なんて、アドリブすること自体に気を取られて、
途端に聞こえてこなくなります。
その結果、セッションの世界では一番悲しい状態
いわゆる「ロスト(迷子)」という状況に陥ります…。
しかも、リズムをロストすると、
なかなか帰ってこれない!
周りに迷惑をかけまくって恥をかくという、
二度とセッションしたくなくなるような
トラウマチックな事態になるので、要注意!
でも、そんな事態にメンバーがならないように、
実はドラマーが大事な役割を果たしているのです。
それが、
「フィルインを使って、リズムの区切りをわかりやすく伝えること!」
上手いセッションドラマーは、
むやみやたらにフィルインを入れているのではなく、
リズムの区切り、曲の区切り、アドリブのストーリー展開の区切り、
などなどの節目に現れる偶数小節のまとまりを、
しっかりわかりやすくフィルインでメンバーに伝えているのです!
この意識を持って、リズムをプレイしているドラマーは
セッションの世界では間違いなくモテモテです。
逆にいうと、教則本にのっていたフィルインを
そのまま素っ頓狂なタイミングで入れてくるような
ドラマーが比較的多い事の証拠でもあります。
なんにせよ、
周りのメンバーに「わかりやすくリズムの区切りを伝える!」
これが、セッションドラマーの基本的役割の一つです!
是非参考にしてみてください。
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