2音スケールの次は一個飛ばして4音スケール!?
第2回の今回も引き続き「スケール(音階)」について解説していきます。
前回は「2音スケール」のお話でしたが、
今回は少し数が増えます。
結論から言うと「4音スケール」にバージョンアップさせるコツのお話です!
でも、2音の次は3音じゃないの!?
という原始的な疑問をもった人も多いと思うので、まずはそこから解説。
もちろん3音のスケールでもいいのですが、
実は3音だとソロが逆にとりにくくなります。
選び方によっては音が近すぎたり、飛びすぎたりして、
なかなかいいフレーズが生まれにくい状況となります。
そこで、2音スケールでフレーズを歌わせることができたら、
次は4音にチャレンジするのが常道なのです!!
さて、ようやく「4音スケール」のお話に戻りますが、
まず4音と言っても、どの音を選ぶかでかなり難易度が変わってきます。
とりあえず必ず押さえておいてほしい4音は「ソラドレ」です!(key Cの場合)
まずはソラドレを自分の楽器で確認し、
何かCDに合わせてアドリブしてみてください。
KeyがCの曲でアドリブが合わせやすい有名な曲は
ビートルズのlet it be辺りがオススメです。
とりあえず難しいことは考えずに、ソラドレの4音で
ガンガンアドリブを弾きまくりましょう!
そして、少し慣れてきたら、
歌の合間や間奏などを狙って、少し音楽的にメロディを入れられたらさらにグッド!
そこまで出来たら、ソラドレの4音でハマりそうな音源を探してきて、
さらに違う曲やリズムやコード進行の上で練習すればもう完璧!
ソラドレの4音スケールは完全に自分のものになっているはず。
ここまでできれば、
初心者のセッションではバッチリ楽しむことが可能です!!
実際は前回のドとレができれば十分。
思ったより、セッション参加の敷居は高くないのです。
あなたのお気に入りのCDに合わせて、
とにかく4音スケールでアドリブしてみましょう!
アドリブに大事なのは音数じゃなくて、
自分が確実に使える4音なんだ!
と思えたらこの練習は成功。
楽しみながら「4音スケール」をマスターしてくださいね!
それでは今回はこの辺で。