落ち着きコードと盛り上がりコード!?
さて、今回で5回目のこの「知っとけ理論」
なんとスケールの話がひと段落したので、
今日から初心者の鬼門である「コード(和音)」について話していきたいと思います!
コードというと、
「ドミソだから…、C!」
「ラドミだから…、Am!」
「コードってなんでこんなに覚えるの大変なんだ!!?」
なんていう声が聞こえてきそうですが、
多くの人が、和音については苦手意識を持っています!
あなただけではないのでご安心を。
でも、今日の話を聞けば、そんな偏見も吹っ飛ぶと思います。
なぜなら、コードには基本2種類しかないからです!
そして、絶対音感など、特殊な耳を持っていなくても、
この2種類の聞き分けはだれにでも出来ます!
実はコードを理解するのに才能は全く必要ないのです。
具体的に、その2種類のコードとはどんなものなのかというと…、
『落ち着きコードと盛り上がりコードの2種類!!』
もうこれしかないのです。
パッと聞いてその和音が何の音を含んでいるのか言い当てられる人は稀です。
(もちろん、訓練次第でこれもできるようにはなります。)
でも、その能力は瞬間瞬間のアドリブで、
次の音を決めていかなければいけないセッションにはほとんどいらない能力なのです。
それよりも、自分の耳を解放して、
「今コード進行は盛り上がっているか!?それとも落ち着いているか!?」
これが0.1秒くらいで判別できる方が、
ソロでストーリーを伝えるアドリブセッションには役立ってしまうわけです!
とりあえず、なぜ落ち着きコードと盛り上がりコードの2種類に分別されるのか?
その理由はなんなのか??
などの理屈は次回解説するので置いておきます。
それよりも何よりも、まずは自分の耳と感性で、
好きな曲のコード進行をよく聞いて、
どこが一番の盛り上がりどころなのか、を意識してみましょう!
この本能に訴えかける訓練が、
後々あなたのジャム人生を必ず助けてくれると思います!!
まずはコードをシンプルに理解して、楽しんで行っちゃいましょう!!!
今回はこの辺で。
次回もお楽しみに~!