メジャースケールができたら初心者脱却!
さて、スケールの話も佳境を迎えてきました。
今回は基本中の基本、でも意外と多くの人がマスターしきれていない
「メジャースケール」のお話。
実は、メジャースケールというのは、幼稚園の時に歌った
「ドレミファソラシド」のこと。
ですから、日本人ならばだれでも体験したことのある音階なのです。
でも、これをアドリブに使おうと思うと、
7つも音があって、大抵の初心者は上手くフレーズを作れません。
音が多すぎでしまうんですね。
そこで、この記事から読み始めた人は是非、
「2音スケールの記事」から読み進めてみてくださいね。
そして、2音から初めて
5音のペンタトニックまでマスターできた人には、
いよいよ初心者の壁であるメジャースケールのマスターが待っています!
5音スケールのときは「ソラドレミ」の5音を使うというところまで来ていました。
そして、残りの「ファ」と「シ」は
メジャースケールの中でも癖のある音で、
これを抜いてしまえばフレーズが作りやすいよ!
という話でした。
(詳しくはこちらの記事を参照)
そして、いよいよこの5音のペンタトニックと「ファ&シ」を足していきます!
でも、この足し方にコツがあります。
何度も言っているように、
この「ファ&シ」はとっても癖のある音。
ですから、「長―く伸ばして、強調するとおかしくなりがちな音」
なのです。
もちろん、コード進行などがわかってくると、
延ばしたほうが気持ちいい場合もあるのですが、
初心者はそんなことを気にしていたら、アドリブできません!
まずは、「ファ&シ」の音を
ちょっとだけ5音スケールに混ぜるイメージで使ってみましょう。
『ドレミファソラシド』ではなく、『5音ペンタ+ファとシ』のイメージです!
あくまで、5音を主体にフレーズを作り、
そのついでにちょっとファとシを絡めるのです。
特に、「ミとファ」、「シとド」は半音で隣り合っていて、
ちょっと寄り道するには近くていい感じ。
ミを使ったらちょっとファに寄り道。
ドを使ったらちょっとシに寄り道。
そんなイメージで練習していってみてください。
そうすると、意外とすんなりメジャースケールのメロディが
体に染みついてくると思います!
ここまでマスターしたら、
スケールに関しては初心者脱却です!!
順番をおって、少しづつ、楽しみながらマスターしていきましょう!!!
ジャムに必要な理論は実はそんなに多くないし、難しくない。
こんな感覚になったらしめたもの。
ガンガンジャムって、自分の楽器を歌わせまくりましょう!
それではまた次回をお楽しみに!!