よく聞くリズムが「走る」と「もたる」ってどういう意味?
いまさら聞くに聞けない内容だけど、
ほんとはよく理解していない。
でも、音楽仲間の間ではよく使われる言葉。
そして、いつもしったかぶりしながらやり過ごしてしまう言葉。
そんな初歩的だけど、実は大事な音楽用語の代表選手。
それが今回ご紹介する「走る」と「もたる」
これは主にリズムにたいするタイミングについて使われる言葉なのですが、
辞書的な意味としては、
「走る」はリズムがだんだん早くなってしまうこと。
「もたる」はリズムがだんだん遅くなってしまうこと。
これが大まかな意味です。
が、実はこの用語、初心者が経験者とやる時に、
一番最初にいわれがちな言葉。
そして、せっかく楽しみながら音楽をスタートしたのに、
この言葉がきっかけで音楽を嫌いになってしまう言葉ナンバーワンでもあります!
なので、音楽理論初心者、ジャムセッション初心者が、
この言葉に対して覚えるべきことは、
用語の意味以外にもっと大切なことがあります!
それは、
「人間がやると、リズムは走ったり、もたったりするものだ!」
ということ。
むしろ、ジャムセッションでは、
周りを聞きながらバンド全体で自然に走ったりもたったりすると、
逆にカッコよかったりするのです!!
いいサウンドが出て興奮すればリズムは走ります。
雰囲気を落ち着かせたいときは、リズムはもたります。
もちろん、こういうリズム感を鍛える方法はあるし、
上級者になるには必要ですが、
初心者の皆さんはそんなことよりも、「走る」「もたる」などの言葉に、
必要以上に振り回されないことが重要です!
まずは「ジャム=コミュニケーション!」
これを大事にしたまま、
用語の意味を覚えていただけたら、
今回の内容はバッチリです!
人生楽しくグルーヴさせていきましょう!!
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