クレッシェンド、デクレッシェンドのジャムセッション的意味!?
さて、今回もやってまいりました、「知っとけジャム」。
ここのところ、音楽の専門用語の解説編になっていますが、
今回もその続き。
【クレッシェンド】と【デクレッシェンド】についてのお話。
まず、簡単にこの言葉のまんまの意味を定義しますと、
【クレッシェンド】=「だんだん音量を大きく」
【デクレッシェンド】=「だんだん音量を小さく」
という意味になります。
が、ジャムセッション的には、
こんな辞書的意味だけではなく、さらに初心者が知っておくべき、
別の意味があります!
それは
「ジャムセッションはバンド全体で
クレッシェンド、デクレッシェンドを合わせる音楽という側面を持つ!」
という特殊な意味なのです。
普通の音楽だと、譜面上で、
クレッシェンド(<マーク)、デクレッシェンド(>マーク)によって、
しっかり指定されて出てきます。
が、ジャムセッションは、
「アドリブにてバンド全体で盛り上がりを作っていく」ので、
この<>マークは決まったところに出てきません!
むしろ、そのタイミング、そしてどのくらいの長さをかけて、
どの程度まで音量を上げるのか、下げるのか?
はその場の流れとコミュニケーションで決まります!
もちろん、上達してくると、
音量だけではなく、ハーモニーや、リズムなども絡めて、
盛り上げたり、盛りさげたりできるのですが、
初心者が特に気にすべきなのは音量だた一点なのです!!
この音量が合わないと、
アンサンブルとしてはとっても悲しいことになります。(笑)
みんなが音量を押さえているのに、
空気が読めない感じで、一人だけ大音量で演奏していたり、
逆に、みんなが盛り上がっているのに取り残されて、
一人だけ小さくまとまっていたり。
なので、初心者は、
まずセッションバーに見学に行き、
特にこの【クレッシェンド&デクレッシェンド】が、
どの様なタイミングで使われているのかを、
よく聞いて体に染み込ませることが重要です。
しっかり周りとコミュニケーションをとりながらセッションするのに、
一番初めに必要になるのが、音量コントロール!
是非、【ジャム的クレッシェンド&デクレッシェンドの意味】を、
初心者のうちからしっかりつかんで、
素晴らしいプレイヤー目指していってくださいね。
今回はこの辺で。
また次回をお楽しみに!!
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