初心者は8ビート~シャッフルまで
よくリズム隊(ドラム&ベース)の講座参加者から、
「セッションで押さえておくべきリズムパターンってなんですか?」
なんて聞かれることが最近多いです。
これに知っとけ理論的な切り口で今回はお答えしてみたいと思います!
確かに、いわゆるジャンルフリーのセッションになると、
それこそ様々なジャンルのスタンダードナンバーを、
様々なリズムパターンを駆使して、多彩にプレイしている現場が見られます。
でも、初心者も臆することはありません!
一番はじめに押さえておくべきリズムはズバリ
「8ビート」です!
とりあえず、8ビートを押さえておけば、
シンプルなセッションに参加することができます。
それも、超簡単でシンプルなパターンでOK。
ここがアドリブセッションのいいところなのですが、
けして原曲通りでなくても、
基本的なビートが出ていれば、音楽になってしまうのです!
しかも、原曲通りのリズムアレンジができたとしても、
それを弾くことに一生懸命になりすぎ、周りが聞こえなくなると、
不思議なことに、どんなに上手くても
「なんかいまいち」という感想を持たれがちなのも、一つの特徴です。
ですので、超シンプルなパターンで構わないので、
余裕をもって、周りを見渡しながら8ビートを演奏できることが、
初心者には何より重要です。
そのうえで、さらに余裕がある人は、
「シャッフル(shuffle)」と呼ばれるハネたビートも練習してみてください。
この8ビートとシャッフルができれば、
とりあえずどんな曲でもシンプルな形で合わせることが可能になります!
8ビート、16ビート、4ビート、2ビート、ラテン/サンバなどなど、
それこそ数え上げたらきりがないリズムですが、
とりあえず初心者は「8ビート~シャッフルまででOK!」
気楽に構えて、まずはセッションを楽しんで行きましょう!!
今回の知っとけ理論はこの辺で。
次回更新をお楽しみに~。