初心者が意外と知らないセッションマナー「テーマ形式」
今回はジャム初心者が意外と知らない、
でも知らないと絶対大恥をかくこと必至の、
セッションマナーについて解説いたします!
また、これを知った上でセッションを見学したり、
そういうCDや音源を聴くと、いろいろな発見があるという、
とっても重要なマナーです。
そのマナーとはズバリ「テーマ形式」
こう言われても「?」マークが浮かぶあなた!
立派なセッション初心者であり、知っとけ理論の対象者です。
胸を張ってこの先を読み進めてください!
そんなこととっくに知ってたよ!基本だろ!!
と思った方、とっとと現場のセッションでお会いしましょう。(笑)
という訳で、超初心者向けに「テーマ形式」について解説していきます。
とは言っても、そんなに改めて解説するほどのものでもありません。
「テーマ形式」とは、
1 まずは「前テーマ」として、曲のメロディを素直にプレイ
2 その曲のコード進行だけ借りて、ガンガンメロディを崩してアドリブ!
3 メンバー一通りアドリブが終わったら、「後テーマ」でもう一度基本メロディに戻る。
という、「前テーマ」~「アドリブ」~「後テーマ」
という流れの事なのです。
コード進行を決めて適当にアドリブをする「フリーセッション形式」と違い、
いわゆるスタンダードナンバーと言われる、
曲を使ってアドリブを楽しむ場合に、多くとりいれられている形式です。
こう説明すると簡単に理解できますが、
筆者はセッションを始めた当初このマナーを知らずに、
「え!メロディ弾かなきゃいけないの!」
「ん!ここからアドリブ!?」
「あ!またメロディ戻るの!!?」
なんて感じでパニックになり、
ほとんど演奏できずに固まった思い出があります。(苦笑)
また、この形式はスタンダードナンバーを使う場合は、
当たり前のようにマナーとして採用されているので、
よっぽど親切で気の利いた経験者プレイヤーでない限り、
その場で丁寧に教えてはくれません。
ですので、意外と初心者がハマりやすいマナーなのです!
でも、これは知っていれば無問題。
安心して参加できます。
また、これを知っているだけで、
「おお!基本メロディをこういう風にアレンジしてアドリブしているのか!」とか、
「あの人は、ただコード進行にのってアドリブしているだけだけど、
この人は、しっかり基本のメロディや曲の雰囲気を意識してアドリブしているなぁ。」とか、
色々なことが聞こえてきます。
それだけで、セッションの聴き方が変わり、
かつ音楽が楽しくなるマナーでもありますので、
是非この機会に頭に入れて置いて下さいね。
今回の知っとけジャムはこの辺で。
次回をお楽しみに~。