転調は4度が基本です!?~男性ボーカルと女性ボーカルの違い。
凄腕のセッションマンになると、
「any key ok!」の称号を得て、とっても重宝されるようになります。
つまり、どんな曲でも、
瞬時に全てのキーに転調させて演奏できるし、
アドリブが取れてしまう人のことです。
もちろん、この能力は素晴らしいのですが、
実はセッションでよく使われる転調にはパターンがあったのです!
今日はそんな転調のコツを解説します。
まず、よくある転調パターンの答えからいきます!
「4度転調するのが、基本中の基本です!」
なぜかというと、
男性ボーカルと、女性ボーカルの大まかな音域の違いが、
この4度転調だからです。
もちろん個人差は大いにありますが、
もともと女性用のキーで書かれていた曲は、
4度下に下げると大体の男性ボーカルの方に合うようになります。
そのまた逆もしかり。
また、器楽曲はそれこそ楽器なので、
大体決まった一つのキーでプレイされますが、
ボーカルの場合はやはり喉の調子に合わせて、
その場で転調させることが多いのです。
という訳で、自称セッション初心者の方は、
まずはいきなり「any key」に挑戦するのではなく、
4度転調だけ覚えていけば、セッションで困ることはほとんどないと思います。
頭の片隅置いておくと役立つ便利情報でした。
参考にしてみてくださいね!