手癖フレーズの知っとけ理論的解決法!?
前回に引き続きスケールのお話。
スケールライク(前回参照)になってしまうと、
セッションではあまり良くない感じになりやすいというところまで
話が進んでいました。
今回は、
じゃ、スケールライクにならずに、
手癖のフレーズを打破し、マンネリのアドリブを抜け出すための
しっとけ理論的な解決法について解説いたします!
と、大げさな書き方をしましたが、コツは簡単。
「スケールの全ての音からフレーズをスタートし、
全ての音でフレーズを終わりにできるように練習してください。」
結局スケールライクなパターンでアドリブをする人は、
いっつも同じ音でフレーズがスタートして、
いっつも同じ音でフレーズが終わる傾向が強い。
でも、それこそ手癖で演奏しているので、
そういう現実にすら気づいていない!
それで「うーん、いつも同じフレーズになっちゃうなぁ。」
なんて呟いていることが多いです。(笑)
そりゃ、いつもパターンで演奏していて
かつ同じ音からスタートしてりゃ、同じになるよ!
という突っ込みがバンバン入りそうなプレイを平気でしていることがあります。
ですので、
とにかく、全ての音で初めて終われるように意識してみてください。
たとえば、メジャースケールなら、
ドレミファソラシドの7音もあるので、
それだけで7つのフレーズが生まれます。
さらに、始まりと終わりの音をずらせば、
7×7=49通りのフレーズが生まれます!
このように、スケールの音を全て使うように意識すれば、
手癖フレーズの打破に繋がります。
意識してい見てくださいね。