オルタードテンションとは!?
セッションを始めると、
かなりの確率でぶつかる壁。
それは「テンションコード!」
このコードネームにつく数字に苦手意識を持ってしまい、
なかなか上達できない人が多いようです。
でも、シンプルに考えれば無問題。
オルタードテンションについて初心者向けに簡単に解説します!
まず、オルタードテンションと対極をなす、
ナチュラルテンションについて、こちらの記事を確認しておいてください。
つまり、ナチュラルテンションとは、
メジャースケール(ドレミファソラシド)からできている
テンション(コード以外の音)でした。
要はメジャースケールだった訳です。
ここまでくれば勘のいい人はもうお分かりでしょう!
そう、オルタードテンションとは、
「メジャースケール以外の音をテンションに使ったコード」
の事を言うのです。
なので、常に数字に♯とか♭がつくのです。
コードの横につく数字に何も記号がついていなければナチュラルテンション。
ついていれば、オルタードテンションなのです!
ちなみに、
自然なメジャースケール以外の音を使うので、
もちろん響きは複雑で結構どぎつい感じになります。
なので、7thコードという、
わりとそのコード自体の響きがなんでもありなときに使えます。
M7とか、m7とか、
割とビューティーな響きのコードに
オルタードテンションを混ぜると大体喧嘩しますのでご注意を。
まぁ、この辺も、
実際に使ってみて耳で感じればおのずとわかります。
だって気持ち悪いから。(笑)
という訳で、
アバンギャルドなオルタードテンションは
結局はメジャースケール以外の音だった!
というシンプルな落ちでした。
参考に、様々なテンションコードを作ってみてくださいね。