リズム的鬼門のひとつ「変拍子」とは?
少しセッションが上達してくると、
「シンプルなスタンダードナンバーを変拍子にしてセッションしよう!」
なんていう提案も出てきます。
もちろんこのブログの対象者である
セッション初心者はそんな状況に遭遇することはありませんが、
なにやら難しい音楽用語を聞いて、
引いてしまいやすいのも事実。
という訳で、変拍子の意味だけ今回はさらっておきましょう!
変拍子とはその名の通り「変わった拍子」のこと。
どうやら、生まれついた部族の音楽が変拍子なので、
変拍子が普通のリズムに感じてしまう人たちも地球上にはいるようです。
が、そういう特殊な事情を除けば、
多くの人は1,2,3,4と素直にカウントする4拍子を
基本のビートとして持っています。
日本人の私たちも、間違いなく基本は4拍子です。
この4拍子を基準にして、他の拍子をすべて変拍子とくくっているのです。
なので、5拍子や7拍子というのはもちろん変拍子。
また、純粋にはワルツなどで有名な3拍子も変拍子の一種になります。
(ただし、3拍子の有名曲は多いので、
慣れ過ぎていて、変拍子と感じないプレイヤーも多いです。)
というように、4拍子以外の拍子は全て変拍子。
「この曲を変拍子にしてセッションしようぜ!」
となると、4拍子の曲をそれ以外の拍子にアレンジしてセッションする、
ということになります。
これがまた、既存のメロディのフィーリングが変わるので、
全然違う曲のようになって面白い!
でも、非常に難しいです。
なので、こういう高尚な遊びは上級者に任せておいて、
初心者は言葉尻に騙されて緊張しないように、
落ち着いて普通のセッションを楽しみましょう!