リズムチェンジの2つの種類~リズムの種類チェンジ
前回、リズムチェンジがもつ2つの意味のうち、
特殊な「循環コード進行」を表す方を解説しました。
今回はそのもう一方の意味「リズムの種類チェンジ」について解説していきます!
リズムの種類チェンジとはどういうことなのでしょうか?
実は、大抵の普通の曲というのは、
その雰囲気にあわせて一種類のリズムで作られます。
ジャズなら4ビート、
ロックなら8ビート
ファンクなら16ビート、
ブルースならシャッフル、などなど。
でも、セッションではこれらの原曲通りのリズムでプレイされないこともしばしば。
そんな時にこの「リズムの種類チェンジ」が良く行われます。
ファンキーな曲なので、
まずは基本通り16ビートで始まったのだが、
途中からソロの雰囲気が変わり、
それに反応して、リズム隊がシャッフルに切り替えて言ったり。
または、4ビートでゆったりやっていたところ、
派手に盛り上がってきたので高速の16ビートにチェンジしたり。
上級者になればなるほど、
こういった即興の「リズムの種類チェンジ」が生まれます!
曲のリズムの種類について語っている文脈で
「リズムチェンジ」という言葉がでてきたら
間違いなくこちらの意味。
セッション特有の専門用語なので、
前回の「循環コード」と合わせて、
しっかり覚えておいてくださいね。