ややこしいけど実は簡単「チャーチモード」とは!?
さて、意外とセッションの現場で使われるけど、
初心者にはチンプンカンプンな音楽理論用語を解説しているここ最近。
今回もその流れで行きますが、
とりあげるのは「チャーチモード」。
もしかしたら理論書などで見たことがある人もいるかも知れませんが、
あくまで超初心者が対象のこのブログ。
今回もシンプルにわかりやすく「チャーチモード」について解説していきます!
「チャーチモード」とは、
和訳されると「教会旋法」なんて書かれたりします。
ざっくり歴史を紐解くと、
大昔のヨーロッパの各地方にそれぞれ教会があって、
その各教会には、その地元の音楽や文化と密接に結びついた音階がありました。
それでその教会毎に使われる旋法(音階やスケールやモードと言い直してもOK!)
を総称して、チャーチモードという風に大きく呼ぶようになったのです。
でも、教会旋法なんて、かなり大仰な名前がついていますが、
実際はこれほどシンプルなものはありません。
なぜかというと、
「全てメジャースケールだから!」
結局ドレミファソラシドという幼稚園生も知っているメジャースケールを、
レからはじめてレで終わったらドリアン。
ミからはじまってミで終わったらフリジアン。
などの様な形で、
結局はメジャースケールの変化したもの(転回系とも呼ぶ)
が7つあって、それらをまとめて教会旋法と呼んでいるだけなのです。
(さらにくわしくはこちらの記事でどうぞ。)
チャーチモードや教会旋法なんて、
大げさな名前に驚かずに、
「なんだ、結局はメジャースケールでしょ!?」
位に、大きく捉える事が、初心者がセッションの現場で焦らないためには必要。
是非覚えておいてくださいね。